米Ankerがワンタップするだけで会話を録音し、AIによる書き起こしと要約作成を行ってくれるコインサイズのAIボイスレコーダー「Soundcore Work」を発売しています。詳細は以下から。
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中国Anker Innovationsの製品を取り扱う米Ankerは2025年09月、独ベルリンで開催されるIFA 2025に合わせてスペシャルイベントを開催し、その中で同社のオーディオブランドSoundcoreから世界初のコインサイズのAIボイスレコーダー「Soundcore Work AI Voice Recorder」を今年後半にも発売すると発表しましたが、

現地時間2025年11月03日より、そのコインサイズのAIボイスレコーダー「Soundcore Work (SKU:D3200)」の販売が米Amazon.comなどで開始されています。

Start recording instantly with a single press and get GPT-poweredtranscriptions with pinpoint accuracy—automatically summarized into clear, structured reports using smart templates tailored to your needs.
Soundcore Work by Anker – Amazon.com
Soundcore Work
Soundcore Workは、PLAUDが発売する「PLAUD NOTE」シリーズやNottaが発売する「Notta Memo」などと同じく、ユーザーの対話や会議などを録音すると、AIを利用し文字起こしや要約/議事録の作成などしてくれるAIボイスレコーダーで、

Soundcore Workは、ボイスレコーダーとバッテリーケースが別々のデザインで、ボイスレコーダーは直径23.2mm、重さ10gのコインサイズのため、洋服の襟に付けたり、ネックレスなどのアクセサリーのように装着でき、バッテリーケースはMagSafeに対応したiPhoneや付属のマグネットリングでスマートフォンにマグネット接続できるようになっています。

使い方はボイスレコーダーをバッテリーケースから取り外してタップするだけで録音が開始され、重要な会話や後で聞き返したい会話はボイスレコーダーをダブルタップするとマークされ、記録した会話はAES-256暗号化されてAWSに送信、AI(GPT)を利用し自動的に文字起こしと要約作成を行ってくれるそうです。

Soundcore Workのバッテリー駆動時間はマイク単体で最大8時間、バッテリーケースを利用すると32時間の利用が可能で、先月アップデートされたSoundcoreアプリを通してデータの取扱が可能となっており、

会話の書き起こしや要約機能は無料のStarterプランで使えるそうですが、Starterプランは月間の文字起こし上限が300分となっており、それ以上は6ヶ月69.99ドルのProプランに加入することで1200分の文字起こしや複数録音からの要約結合、Ask AI機能などが可能になるそうです。

また、Soundcore WorkはAppleの探す機能に対応し紛失した場所を特定することが可能で、パッケージにはボイスレコーダー本体の他に、USB-Cケーブル、ネックレスチェーン、MagSafe非対応スマートフォン用のマグネットリングが付属し、価格は159.00ドルとなっているので、今後日本でも25,000円前後で発売されると思われます。

PV
- Soundcore Work by Anker – Amazon.com


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