Primate LabsがApple M3 Ultraチップを搭載したMac Studio (2025)のGeekbench CPU/GPUスコアの掲載を開始しています。詳細は以下から。
![]()
カナダPrimate Labs Inc,は現地時間2025年10月20日、クロスプラットフォームに対応したベンチマークアプリGeekbenchで集計したスコアをチャート化した「Mac Benchmarks」に、Apple M3 Ultraチップを搭載した「Mac Studio (2025)」のスコアの掲載を開始しています。

Geekbench 6 scores are calibrated against a baseline score of 2500 (which is the score of an Intel Core i7-12700). Higher scores are better, with double the score indicating double the performance.
Mac Benchmarks – Geekbench
Apple M3 Ultraチップを搭載したMac Studio (2025)は、今年の03月に発売され、UltraFusionパッケージングアーキテクチャを採用し、M3 Maxチップのダイを2つ繋ぎ合わせることで最大32コアCPU、80コアGPU、32コアNeural Engine、512GB(0.5TB)のユニファイメモリ(819GB/s)を実現し、

M4 MaxとM3 Ultra
インメモリで6,000億(600B)以上のパラメータを持つLLMを扱えるMacが150~200万円台で購入できることから機械学習やAIエンジニアの方々に人気となっていましたが、Primate LabsのJohn Pooleさんは、M4 Maxチップが既に発売されていたため、M3 Ultraチップのスコアの掲載を失念していたようで、Discordでユーザーからの指摘を受けチャートに追加しています。

Mac Studio M3 Ultraのフルスペックモデル
なお、M3 Ultraチップについてのベンチマークは既に判明しているように、M3ファミリーはベースクロックが4.0GHzとM4ファミリーの4.4GHzと比較して低いため、Single-CoreスコアはM4ファミリーの方が高いですが、M3 Ultraは28コアと32コアCPUを選択できる他、GPUに関しても80コアと60コアを選択できるため、数の力によりMulti-Core CPUとMetal GPUベンチマークで、現在最もパフォーマンスの高いMacとなっています。

M3 UltraのCPU/GPU Geekbench v6
- Mac Benchmarks – Geekbench


コメント