MacBook Proで廃止されたTouch Barの機能をUSB-C接続のOLEDディスプレイ「Flexbar」で蘇らせる「Touch Bar Emulator」がリリース。

TouchBar&TouchID

2025.08.09

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　MacBook Proで廃止されたTouch BarをUSB-C接続のOLEDディスプレイ化したFlexbarで、Touch Barの機能を利用できるようにする「Touch Bar Emulator」がリリースされています。詳細は以下から。

　Flexbarは香港のENIAC Technologyが開発しているサイズ250 x 7mm、解像度2,170 x 60ピクセルの2K OLEDタッチディスプレイで、昨年12月にクラウドファンディングサイトKickstarterで約4,800万円(HK$2,590K)を集めて製品化されましたが、このFlexbarにTouch Barの機能を蘇られる「TouchbarEmulator」がリリースされています。

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The Touch Bar Emulator brings the full original Touch Bar experience to your Flexbar.

chino-2333/Flexbar-TouchbarEmulator: The Touch Bar Emulator brings the full original Touch Bar experience to your Flexbar. – GitHub

　Flexbarは、もとともとAppleが2016年にファンクションキーに代わる入力デバイスとしてMacBook Proに導入したタッチ操作可能なOLEDディスプレイ「TouchBar」をスタンドアローン化しようとして開発されたディスプレイで、2021年にAppleがMacBook ProユーザーはTouchBarより物理的なファンクションキーを好むとして、TouchBarを廃止したことから代替デバイスとして注目されていますが、

MacBook Pro 2021で廃止されたTouch Bar

このFlexbarにTouchBarと同じボリューム、輝度コントロールやカバーフロー、シークバー、メディア操作機能を追加する「Touch Bar Emulator」プラグインが新たにリリースされています。

　Touch Bar Emulatorを公開したのはFlexbarユーザーのchinoさんで、プラグインはGitHubリポジトリおよびプラグインサイトFlexGateからダウンロード可能で、ENIAC Technologyは同時にUSB CDCモードでのデータ転送速度を最大3倍高速化され、Direct Draw をサポートしたFlexbar用のカスタマイズアプリ「FlexbarDesigner v2.0.0」のプレビュー版をリリースしているので、Touch Barファンの方はチェックしてみてください。