元AppleのショートカットやデザインチームのメンバーがMac用AIアシスタント「sky/.app」を開発しているそうです。詳細は以下から。
Appleは2024年06月に開催したWWDC24で、Appleのパーソナルインテリジェンス「Apple Intelligence」を発表し、macOS 15 SequoiaやiOS 18のアップデートを通して、徐々に利用できる機能や地域を拡大していきましたが、このApple Intelligenceよりも、より自然にMacでの作業をアシストしてくれるAIアシスタント「Sky.app」が開発されているそうです。

WWDC24の基調講演より
Sky.appを開発しているのは、2017年にAppleに買収されたWorkflow(現在のショートカットアプリ)の開発者で、その後もショートカットアプリの開発に携わっていたAri WeinsteinさんやConrad Kramerさん、同じく元AppleでmacOS UIやAppKitエンジニアを務めたPhil Zakharchenkoさんらが設立したSoftware Applications Incorporatedが開発しているAIアシスタントで、

WWDC2021:Design great actions for Shortcuts, Siri, and Suggestionsより
公開されたTrailerとWebサイトによると、Skyは大規模言語モデルを利用し、Macの画面上で行われている作業を理解するとともに、ユーザーと自然な言語で対話し、次の操作の提案や実行を行ってくれるAIアシスタントで、Macのスクリプトやショートカット、MCP(Model Context Protocol)を利用してカスタマイズすることもできるよう開発が進んでいるそうです。
なお、Skyのインターフェイスデザインは、元Appleのデザインチームで、ショートカットやSpotlight、SiriのUIデザインをされていたCameron Burgessさんが担当し、従来のウィンドウにとらわれず、アプリの上に浮かび上がりじゃまにならないインターフェイスとなっているそうで、アプリは2025年夏頃のリリースを予定しているそうなので、気になる方は公式サイトでサインアップしておくことをおすすめします。
one of the core design ideas behind Sky was to create an interface that could float on top of your apps without getting in the way. this idea motivated us to conceive of a window appearance without traditional boundaries that automatically resizes itself to minimize its footprint… pic.twitter.com/dbjW2oi5Ou
— Cameron Burgess (@supercgeek) May 28, 2025
- Natural Computing – Sky
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