Googleの翻訳アプリ「Google翻訳」がiOS/iPadOS 18.4以降でiPhone/iPadのデフォルト翻訳アプリとして設定することが可能になっています。詳細は以下から。
AppleはEUのデジタル市場法(DMA:Digital Market Act)に対応するためにiOS/iPadOS 18.2から、iOS/iPadOSのSafariなどデフォルトブラウザやメール、通話アプリをサードパーティ製アプリに変更できる機能を実装していますが、
![設定アプリの[アプリ] → [デフォルトのアプリ]](https://applech2.com/wp-content/uploads/2025/05/Google-Translate-for-iPhone-defaults-app-update-features-1.webp)
設定アプリの[アプリ] → [デフォルトのアプリ]
Googleは現地時間2025年05月19日、同社の翻訳アプリ「Google 翻訳 (Google Translate)」をバージョン9.8.011へアップデートするとともに、同バージョンでiOS/iPadOSのデフォルト翻訳アプリとしてGoogle翻訳が設定できるようになったと発表しています。
iOS および iPadOS の 18.4 以降で、Google 翻訳をデフォルトの翻訳アプリとして設定できるようになりました。設定するには、設定アプリ > [アプリ] > [デフォルトのアプリ] > [翻訳]に移動し、Google 翻訳を選択します。
リリースノートより
Google翻訳をデフォルト翻訳アプリとして設定する方法
Google翻訳をデフォルト翻訳アプリとして設定するには、デフォルト翻訳アプリの変更が許可された「iOS/iPadOS 18.4」以降のiPhoneとiPad、そしてGoogle翻訳をv9.8.011をアップデートし、iOS/iPadOSの設定アプリの[アプリ] → [デフォルトのアプリ] → [翻訳]を開き、デフォルト翻訳アプリをGoogle翻訳に設定するだけで、
後はSafariなどでテキストを選択し、コンテキストメニューの[翻訳]をタップするだけで選択したテキストがGoogle翻訳で翻訳されます。
Google翻訳はAppleの翻訳機能と異なりオンデバイス翻訳に対応していないため、ネットワーク接続が必要ですが、翻訳精度はGoogle翻訳の方が高く対応言語も多いので、Google翻訳ユーザーの方は試してみてください。

ネットワークOFF時のApple翻訳とGoogle翻訳
おまけ
なお、AIを利用した翻訳サービスDeepLのiPhone/iPadアプリもiOS/iPadOS 18.4でデフォルト翻訳アプリとして使えるようになっています。

Apple, Google, DeepL翻訳
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