OpenAIが明確で関連性の高いソースを利用したリアルタイム性のあるAI検索機能「SearchGPT」を発表しています。詳細は以下から。
OpenAIは現地時間2024年07月25日、AI検索サービス「SearchGPT」のテストを行っていることを発表し、その機能を改善するためプロトタイプのテストに一部のユーザーを招待すると発表しています。
We’re testing SearchGPT, a temporary prototype of new AI search features that give you fast and timely answers with clear and relevant sources.
SearchGPT is a prototype of new AI search features – OpenAI
OpenAIによると、これまでのWeb検索サービスはユーザーが正確な情報や回答をえるために多くの労力を必要としたのに対し、SearchGPTは明確で関連性の高いソースと、リアルタイム性のあるタイムリーなソースを利用しユーザーの望む回答を提供できる検索サービスで、
We’re testing SearchGPT, a temporary prototype of new AI search features that give you fast and timely answers with clear and relevant sources.
We’re launching with a small group of users for feedback and plan to integrate the experience into ChatGPT. https://t.co/dRRnxXVlGh pic.twitter.com/iQpADXmllH
— OpenAI (@OpenAI) July 25, 2024
例えば、「今、カリフォルニ州北部でウミウシ(nudibranchs)を見ることができるスポットはどこ?」という質問に対し、最新のソースから見つけられるウミウシの種類とスポットを提供してくれるそうです。
また、「いまミネソタ州で育てるのに最適なトマトの品種はなに?」という質問に対して最適なトマトの品種をリストアップしてくれるのはもちろん、「では、7月にミネソタ州で植えるのに最適なトマトは?」というように、ChatGPTとの会話のようにユーザーが検索したい条件を追加(フォローアップ)していくことが可能で、
OpenAIは出版社やクリエイターとの提携も強調しており、ただWeb上の情報をAI処理して回答のみをユーザーに提供するだけでなく、SearchGPTの検索結果には名前付きのアトリビューションとリンクが付けられており、ユーザーが素早くソースへアクセスできるようにされており、グラフや動画、画像など視覚的な結果も表示してくれるそうです。
AI検索サービスでは、2024年06月にソフトバンクと提携した「Perplexity」が有名ですが、OpenAIのSearchGPTも試す価値があると思われるので、興味のある方は公式サイトからプロトタイプのテストにサインアップしてみてください。
- SearchGPT – OpenAI
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