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米Anker、モニタリング用カメラやタッチスクリーンを廃止し価格を抑えた3Dプリンター「AnkerMake M5C」を発売。

AnkerMake M5C Hero Anker
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 米Ankerがモニタリング用カメラやタッチスクリーンを廃止することで価格を抑えた3Dプリンター「AnkerMake M5C」を発売しています。詳細は以下から。

AnkerMake M5C 3D Printer

 米Ankerは現地時間2023年08月01日、2022年にクラウドファンディングサイトKickstarterで当時約10億円の資金を調達し開発したAnkerブランド初の3DプリンターAnkerMake M5の性能をほぼそのままに、モニタリング用カメラやタッチスクリーンを廃止し、より購入しやすい価格にした「AnkerMake M5C 3D Printer (V8110)」を新たに発売しています。

AnkerMake M5C Hero

With PowerBoost 2.0 technology and a lightweight extruder, AnkerMake M5C can achieve printing speeds of up to 500 mm/s while maintaining 0.1 mm precision, so you can create quality models faster and more efficiently.

AnkerMake M5C 3D Printer – Amazon.com

 AnkerMake M5Cは、Anker Make M5に搭載されていたAIによるモニタリング機能やタイムラプス動画が撮影可能な1080pカメラと3Dプリンターの設定や操作が可能な4.3インチLCDタッチスクリーンは搭載されていませんが、

AnkerMake M5CとM5

AnkerMake M5CとM5

設定はモバイル/デスクトップ版のAnkerMakeアプリ(AnkerMake Slicerソフトウェアにも対応)を利用しWi-FiやBluetooth経由で行うことが可能で、送信したデータをワンクリックで印刷/一時停止などの機能を割り当てることができるワンクリックボタンを搭載。

AnkerMake M5C

 また、AnkerMake M5Cはプリントヘッドが再設計されコンパクト&軽量化され冷却機能が向上し、フィラメントの揺れ検出をツールヘッドに埋め込み、ホットエンドはAnkerMake M5のPTFE製(最大260℃)から、金属(All-Metal)製へアップグレードされ、最大300℃の温度に対応。

AnkerMake M5C Printer Head

All-Metal製のホットエンドは09月頃にAnkerMake M5にも34.99ドルで提供されるそうです。

 その他、AnkerMake M5と同じくPowerBoost 2.0テクノロジーによりプリントの最大移動速度は500m/s&最小0.1mm単位の高精度プリントが可能で、7×7ポイントでのオートレベリング、電源およびフィラメント切れ時のレイヤーを保存し回復時にプリントを再開するレジューム機能などが利用可能となっており、

AnkerMake M5C

価格はAnker Make M5の699ドルより300ドル安い399ドルに設定されているので、初めて3Dプリンターを購入される方や学校などで複数台導入するのに最適なモデルとなっているようです。

Anker Make M5C

PV

比較

AnkerMake M5C AnkerMake M5
外見 AnkerMake M5C 3D Printer AnkerMake M5
モデル V8110 V8111
プリントサイズ 220×220×250 mm³ 235×235×250 mm³
プリント速度 最大500 mm/s
ホットエンド All-Metal製で300℃まで対応 PTFE製で260℃で対応
プリント精度 0.1mm
マルチカラープリント 対応(V6対応)
カメラ 非搭載 1080pカメラ搭載
リアルタイムモニタリングやタイムラプスの撮影が可能
タッチスクリーン 非搭載 搭載
ワンクリックボタン あり なし
通信 WiFi, Bluetooth, USB-C
電源 350W,110V/220V
サイズ
(フィラメントホルダー無しの状態)
約466 x 374 x 480mm 約502 x 438 x 470mm
重さ 約9.6kg 約12.6kg
価格 399.00ドル 99,990円
(699.00ドル)
リンク Amazon.com Amazon.co.jp

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