Mac用オーディオユーティリティを開発&販売するRogue Amoeba SoftwareがMac App Storeから完全に撤退。

Rogue Amoebaのアプリ Developer
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 Mac用オーディオユーティリティを開発&販売するRogue Amoeba SoftwareがMac App Storeから完全に撤退したそうです。詳細は以下から。

Fission by Rogue Amoeba

 Audio HijackシリーズやLoopback、SoundSourceなどMac用のオーディオユーティリティを開発する米Rogue Amoeba Software, Inc.は現地時間2021年09月02日、同社が開発&販売するオーディオ・エディタ「Fission v2.7.1」をリリースするとともに、FissionのMac App Storeでの販売を終了したと発表しています。

Rogue Amoebaのアプリ

As of today’s release, Fission is no longer being sold via the Mac App Store. If you’re a new user looking to purchase Fission, you can do so directly through our site. That’s now the exclusive place to purchase a license for Fission.

Fission 2.7.1 Is Now Available; Fission Exits the Mac App Store – Rogue Amoeba

 Rogue AmoebaはAppleが2011年にMac OS X 10.6.6 Snow LeopardでMac App Storeサービスを開始して以来、一部のアプリをMac App Storeで販売してきたものの、Appleのポリシーには多くの欠点や問題があるため、同社のオーディオアプリはMac App Storeで公開することができないとして、今回のMac App Storeから完全に撤退することを決めたそうで、

Rogue Amoeba Software exit the Mac App Store

同社は同様の理由で2016年にもオーディオレコーダーPiezoのMac App Storeでの販売を終了しており、Piezoと同じくMac App Store版のFissionユーザーには、最新のFissionを起動するとライセンス移行ダイアログが表示されるようになっているので、ユーザーの方は公式ストアをチェックしてみてください。

Fission by Rogue Amoeba Store Translate Diallog

おまけ

 ちなみに、2016年にMac App Storeでの販売を終了し公式ストアでの販売に切り替えたPiezoの販売数は2017年に若干減ったそうですが、売上(収益)はAppleの取り分(30%)が無くなったことで逆に増えたことが報告されていました。

Making More Outside the App Store

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