Nikonがミラーレス/デジタル一眼レフカメラをMac/PCに接続したWebカメラとして利用できるようにする「Webcam Utility for Mac/Windows」をリリースしています。詳細は以下から。
株式会社ニコンイメージングは日本時間2020年11月04日、2020年08月からBeta版を公開して開発を続けていた、同社のミラーレス/デジタル一眼レフカメラをUSBケーブルでMac/PCに接続しWebカメラとして利用するようにできるユーティリティ(プラグイン)「Webcam Utility for Mac/Windows」を正式にリリースしたと発表しています。
パソコン用ソフトウェア「Webcam Utility」は、オンライン会議の普及とともに高まるWebカメラへの需要に応えるため、ニコンのミラーレス・デジタル一眼レフカメラをWebカメラとして使用可能にするソフトウェアです。「Webcam Utility」をパソコンにインストールし、対象のカメラをUSBケーブルで接続することで、高画質なWebカメラとしてご使用いただけます。
今回の「Webcam Utility」正式版はWindows、macOSそれぞれに対応しています。ニコンのミラーレス・デジタル一眼レフカメラをWebカメラとして使用可能にするソフトウェア「Webcam Utility」正式版を公開 – ニコンイメージング
NikonのWebcam Utility for MacはSonyの「Imaging Edge Webcam for Mac」と同じくDAL(Device Abstraction Layer)プラグインとなっており、インストールすることでZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議システムへNikoのデジタルカメラをWebカメラとして接続することができます。
/Library/CoreMediaIO/Plug-Ins/DAL/NikonWebcamUtility.plugin
Webcam Utility for Mac/Windowsは無償で公開されており、システム要件はmacOSがmacOS 10.13 High SierraおよびmacOS 10.14 Mojave、macOS 10.15 Catalina、WindowsがWindows 10(64bit版)、対応カメラは以下の通りで、今後発売のデジタルミラーレス/デジタル一眼レフカメラもサポートするそうなので、Nikonユーザーの方はチェックしてみてください。
対応カメラ
- Z 7II (2020年12月発売予定)
- Z 7
- Z 6II (2020年11月6日発売予定)
- Z 6
- Z 5
- Z 50
- D6
- D5
- D850
- D810
- D780
- D750
- D500
- D7500
- D7200
- D5600
- D5500
- D5300
- D3500
おまけ
Webcam Utility for MacでMicrosoft TeamやSkype、Zoom Facebook Messenger、Google MeetなどのWeb版のビデオ会議システムを利用する際はGoogle Chromeを使用する必要があり、Zoomなどのアプリは仮想カメラをサポートしていることが前提で、デジタルカメラのマイクは非対応など、カメラによって様々な注意事項があるそうなので、ユーザーの方は注意事項の項目を確認してください。
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