AdobeはApple Siliconを採用したMacとAdobeアプリの互換性についてのQ&Aを公開し、ARM版がリリースされてもIntel/AMDベースのシステムは引き続きサポートすると発表しています。詳細は以下から。
Adobeは2020年09月、現在開催されているAdobe Max 2020に先駆けてAdobe CC製品のメジャーアップデートをユーザーに通知するとともに、Apple Silicon搭載のMacとAdobeアプリの互換性情報を公開しましたが、現地時間10月19日~21日にかけて、その互換性情報が以下の通りアップデートされています。
macOS:
- The next major version of Photoshop (22.x) will no longer support macOS High Sierra (10.13).
- We are presently working with Apple to support macOS Big Sur (11.0) when it is released later this y….
- We are working on a native version of Photoshop for Apple Silicon in addition to the current support for Intel-based Macs.
Update on OS Support for next version of Photoshop – Adobe Support Community
更新されたAdobeのサポートページによると、現在のAdobeアプリはARMプロセッサに対応しておらず、新しいプロセッサーでアプリのテストと最適化を行っている段階で、そのリリース日も未定とのことですが、AdobeアプリがARMプロセッサに対応してもIntelおよびAMDベースのシステムは引き続きサポートしていくと記載されています。
- ARM デバイスはいつサポートされますか?
アドビでは、ARM プロセッサーを搭載したコンピューターとの互換性を確保するため作業を進めていますが、対応アプリケーションのリリース日は未定です。- Intel または AMD ベースのシステムは引き続きサポートされますか?
はい。Intel および AMD ベースのシステムのサポートを終了する予定はありません。Update on OS Support for next version of Photoshop – Adobe Support Community
Appleは2020年06月に開催したWWDC20で、MicrosoftとAdobeと協力して開発したApple Silicon Macでネイティブ動作するOffice Word, Excel, PowerPointアプリとLightroom, Photoshopアプリをデモしているので、
AdobeアプリがApple Siliconをフルサポートするのにそれほど長い時間はかからないと思われますが、IntelやAMDのサポートも引き続き行われるということなので、最後のIntel MacになるかもしれないiMacやMacBook Proなどに投資してもしばらくはAdobeアプリを利用できそうです。
- Will Adobe apps work with ARM processors? (jp) – Adobe
- Update on OS Support for next version of Photoshop – Adobe Support Community
コメント
x86命令に見切りをつけたAppleが、いずれはソフトウェア会社から見切られるかもね。
Mac OS機だけで年間1800万台売れてる。これはプレステ4の平均年間販売打数を超えている。MicrosoftもSurface Pro XでARMベースのCPUに切り替えてるから恐らくインテルやモトローラのようなブランドもARMのパテントに移行していくと思う。どっちみちソフトウェア会社は移行していくか会社潰すしか選択枝はない。
サポートするとは言っても動作するって程度までしか保証してないでしょ
結局Catalina上でのバグは未だ治ってないままで次Verと次OSの話されてもなぁって