Microsoft、macOS 11 Big Sur Betaでアプリがクラッシュする不具合を修正した「Visual Studio for Mac 8.6.8」をリリース。

macOS 11 Big Sur

2020.07.29

記事内に広告が含まれています。

　MicrosoftがmacOS 11 Big Sur Betaでアプリがクラッシュする不具合を修正した「Visual Studio for Mac 8.6.8」をリリースしています。詳細は以下から。

　Microsoftは現地時間2020年07月28日、Mac用.Net統合開発環境「Visual Studio for Mac」をv8.6.8へアップデートし、開発者向けに公開されているmacOS 11 Big SurのBeta版でクラッシュする不具合を修正したと発表しています。

Visual Studio 2019 for Mac version 8.6.8 (8.6.8.2)
released July 28, 2020

We fixed an issue where Visual Studio was crashing on macOS Big Sur. If you have already upgraded macOS to Big Sur and are not able to run VS for Mac, please download the latest installer from https://visualstudio.microsoft.com/vs/mac/ to install the latest version.

リリースノートより抜粋

　Appleは現在、IntelからApple Siliconへ移行するための前段階としてmacOS 11 Big SurのBeta版とApple Silicon搭載のMac (DTK)を開発者向けに公開/提供ており、macOS 11 Big SurではVisual Studio for Macがクラッシュする不具合が、Apple Silicon搭載のMacではVS CodeやElectronベースのアプリが起動直後にクラッシュする不具合が報告されていましたが、既に両方ともパッチが提供されたようなので、不具合に遭われていた方はチェックしてみてください。

既にmacOS 11 Big Sur Betaへアップグレードし、Visual Studio for Macが起動しない場合は、再インストールが必要だそうです。