Apple T2搭載のMacではFull Security設定にしないと「macOS 11 Big Sur Beta 2」アップデートが失敗するもよう。

Apple T2 Full Security boot macOS 11 Big Sur
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 Apple T2搭載のMacではFull Security設定にしないと「macOS 11 Big Sur Beta 2」アップデートが失敗するようです。詳細は以下から。

macOS 11 Big Surのロゴ

 Appleは現地時間2020年07月07日、開発者向けにmacOS Big Sur beta 2 Build 20A4300bをリリースしましたが、複数の開発者によると、このBeta 2アップデートはApple T2搭載のMacのでセキュアブートFull Security(完全なセキュリティ)設定にしておかないと、アップデートエラーが出るそうです。

起動中、Mac が起動ディスク上のオペレーティングシステム (OS) の整合性を検証し、正当な OS であるかどうかを確認します。OS が不明なものであったり、その正当性を検証できなかった場合、Mac は Apple に接続し、OS の検証に必要な最新の整合性情報をダウンロードします。この情報は Mac ごとに異なり、その情報を基に、Mac が確実に、Apple が信頼している OS から起動するようになります。

「安全な起動」について – Apple サポート

 セキュアブートのFull SecurityはiOSと同じくスタートアップ時に起動ディスク上のOSとMacの整合性をAppleの検証&保証するもので、大抵のユーザーの方はデフォルト設定(Full Security)になっていると思われますが、macOS/Windows*以外のOSをインストールされている方などは「No Security(セキュリティなし)」を選択していると思われるので、Beta 2のアップデートでエラーが出た方はチェックしてみてください。

Apple T2 Full Security boot

*AppleのセキュアブートはmacOSだけでなく、Windows 10の情報も検証します。

おまけ

 iOS 14/iPadOS 14 Betaのリリースノートと違い、macOS 11 Big Sur Betaのリリースノートは現在もBeta 2へアップデートされないので詳細は不明ですが、旧macOSからmacOS 11 Big Sur Betaへアップデートすると予想以上の時間がかかり、アップデートが止まってしまったものと勘違いして再起動するとデータが消失可能性がある既知の不具合があるので、アップデートされる方は注意して下さい。

macOS 11 Big Sur data loss

Important
Updating to macOS Big Sur 11 beta from previous versions of macOS might take significantly longer than expected. Data loss could occur if the update is interrupted. (59101197)

macOS Big Sur 11 Beta Release Notes – Apple Developer

コメント

  1. 匿名 より:

    そうだったのか・・・
    日本時間の水曜日未明に早速アップデートしようとした自分、
    この事実を知らずに、母艦の Catalina から .dmg ファイルを持ってきて AirDrop で飛ばしてなんとかアップデートしていた・・・

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