Apple、最大4台の4Kディスプレイまたは最大3台のPro Display XDRを扱うことができるMac Pro (2019)専用のMPXグラフィックス「AMD Radeon Pro W5700X」を発売。

AMD Radeon Pro W5700X Mac Pro
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 Appleが最大4台の4Kディスプレイまたは最大3台のPro Display XDRを扱うことが可能なMPXグラフィックス「AMD Radeon Pro W5700X」をMac Pro (2019)のオプションに追加しています。詳細は以下から。

Radeon Pro Vega II Duo MPX Module

 Appleは現地時間2020年04月15日、昨年12月に発売を開始したMac Pro (2019)用のCTOオプションで最後まで発売されずに残っていたMPXモジュールのグラフィックス「AMD Radeon Pro W5700X」シリーズの取扱を開始したと発表しています。

AMD Radeon Pro W5700X

より高いパフォーマンスが必要な場合は、16GB GDDR6メモリを持つRadeon Pro W5700Xが選べます。このフルサイズのMPXモジュールはAMDの新しいRDNAアーキテクチャをもとに作られ、最大9.4テラフロップスの単精度または最大18.9テラフロップスの半精度の演算性能を持っています。

Mac Pro – Apple(日本)

Radeon Pro W5700X

 AMD Radeon Pro W5700XグラフィックスはRDNA GPUアーキテクチャで16GBのGDDR6メモリを搭載したGPUで、Thunderbolt 3ポートを4つ、HMID 2.0ポートを1つ搭載し、最大6台の4Kディスプレイ、および3台の5Kディスプレイ、または3台のPro Display XDR(6K)を扱うことが可能なため、

AMD Radeon Pro W5700X

Mac Pro (2019)のMPXモジュール用スロットにRadeon Pro W5700Xを2台搭載すれば、昨年のWWDC 2019で発表されていたとおり、最大6台のPro Display XDRを表示させ、1億2000万ピクセルという広大な編集環境を構築することが可能です。

AMD Radeon Pro W5700XとXDR

Radeon Pro W5700XのCTO価格は1枚が税別6万円、2枚が16万円と最大28.3 TFlopsの演算性能を誇るRadeon Pro Vega II Duoほど高くはありませんが、MPXモジュールはMac Pro専用で、Apple Storeでの単体販売価格は税別10万円となっているので、Pro Display XDRを3台以上利用したい方はチェックしてみてください。

Radeon Pro W5700X MPX Module

このフルサイズのMPX ModuleはAMDの新しいRDNA GPUアーキテクチャをもとに設計され、Thunderbolt 3ポートを4つ、HDMI 2.0ポートを1つ搭載。最大6台の4Kディスプレイ、3台の5Kディスプレイ、または3台のPro Display XDRに対応します。

Radeon Pro W5700X MPX Module – Apple Store

Mac Pro (2019)のCTO(グラフィックス)

  • Radeon Pro 580X(8GB GDDR5メモリ搭載) : デフォルト
  • Radeon Pro W5700X(16GB GDDR6メモリ搭載) : + ¥60,000 (税別)New
  • Radeon Pro W5700X x 2(各16GB GDDR6メモリ搭載) : + ¥160,000 (税別)New
  • Radeon Pro Vega II(32GB HBM2メモリ搭載) : + ¥240,000 (税別)
  • Radeon Pro Vega II x 2(各32GB HBM2メモリ搭載) : + ¥520,000 (税別)
  • Radeon Pro Vega II Duo(2 x 32GB HBM2メモリ搭載) : + ¥520,000 (税別)
  • Radeon Pro Vega II Duo x 2(各2 x 32GB HBM2メモリ搭載) : + ¥1,080,000 (税別)
Radeon Pro Wシリーズを利用するにはmacOS 10.15.3 Catalina以上が必要です。

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