Appleがリファレンスモードのカスタマイズに対応したPro Display XDR用ファームウェア「Display Firmware 2.2.2」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現在2020年03月24日、macOS Catalina向けに「macOS Catalina 10.15.4 Build 19E266」をリリースしましたが、同バージョンでは32インチRetina 6Kディスプレイを採用した「Pro Display XDR」のリファレンスモードをカスタマイズすることが可能になっています。
特定のワークフローでのニーズに合わせて、色域、ホワイトポイント、輝度、およびトランスファーファンクションなどの複数のオプションから選択して、リファレンスモードをカスタマイズすることができます
リリースノートより
リファレンスモードはHDR/HD/SDビデオやデジタルシネマ、その他高解像度の写真編集など多様な作業現場に応じたディスプレイの色空間やホワイトポイント、ガンマ、輝度をプリセットし切り替えられる機能で、Pro Display XDR出荷段階では11のリファレンスモードが選択できますが、macOS 10.15.4以降では以下から新しいプリセットを追加できます。
- Appleメニューからシステム環境設定の「ディスプレイ」をクリック。
- プリセットのポップアップ・メニューから、「カスタマイズ」を選択。
- [+]ボタンでカスタマイズした設定をリファレンスモードに追加します。
- 最後に、カラーガンマやホワイトポイント、SDR Transfer Functionなどを設定し、[Save Preset]ボタンを押せばその設定がリファレンスモードに追加されます。
また、Appleはこのアップデートに合わせてリファレンスモードのカスタマイズに対応した「Display Firmware 2.2.2」をリリースしているので、Apple Pro Display XDRをお持ちの方は、Appleメニューから[この Macについて] → [ディスプレイ/グラフィックス]で自身のPro Display XDRのファームウェアのバージョンをチェックしてみてください。
Display Firmware 2.2.2
- Adds support for customized Pro Display XDR reference modes that you can tailor to specific workflow needs by setting color gamut, white point, luminance, and transfer function options. Learn more
- Minor stability improvements.
What’s new in firmware updates for Apple Pro Display XDR – Apple Support
- Use reference modes with your Apple Pro Display XDR – Apple Support
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