macOS 10.15.1 Catalinaアップデート後、特定のアンチウィルス/ファイヤーウォールアプリとの互換性でインターネットに接続できなくなる不具合があるそうです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2019年10月29日、いくつかの不具合を修正した「macOS Catalina 10.15.1 (19B88)」を正式にリリースしましたが、このアップデート適用後にフランスのソフトウェア会社Integoのアンチウィルス/ファイヤーウォールアプリVirusBarrier/NetBarrierがインストールされている環境でインターネットに接続できなくなる不具合を確認しています。
Hello @IntegoSecurity . I'm having issues with the latest Mac 10.15.1 update. Netbarrier brings internet traffic to a crawl. Have the latest version. Happy to try any suggested troubleshooting.
— 🏳️🌈The Crushed Velvet Apocalypse 🇩🇴 (@saandstorm) October 30, 2019
I recently upgraded my Mac to OS 10.15.1 and now I cannot get on the internet.
Internet issues with mac OS 10.15.1 – Apple Support Communities
この問題はApple Support Communitiesなどでも報告されており、Intego NetBarrierがインストールされた環境をmacOS 10.15.1へアップデートしてみましたが、以下の通りにSafariを始めChromeやFirefoxなど全てのブラウザがインターネットに接続できなくなり、NetBarrierを無効にしたところ接続できたため、
IntegoのセキュリティアプリとmacOS 10.15.1の間に互換性の問題が発生しているようなので、Integoユーザーの方はmacOSのアップデートを控えるか、Integoのアップデートが出るまでNetBarrierの機能をOFFにしてみてください。
追記
Integoは先程、macOS 10.15.1 Catalinaでネットワーク接続が出来なくなる不具合を修正したNetBarrier v10.9.9をリリースしたと発表しましたので、Integoユーザーの方はNetUpdateからアップデートしてみてください。
Update: We have just released NetBarrier 10.9.9 to fix the issue with network connectivity in macOS Catalina 10.15.1. You can download and install the update now using the NetUpdate application on your Mac:
Internet Connection Issues with macOS Catalina 10.15.1 – Intego Support
追記2
この問題はTrend Microの「ウイルスバスター for Mac」でも発生しており、日本時間の2019年10月30日時点でHotfixが公開されています。
- Internet issues with mac OS 10.15.1 – Apple Support Communities
- Internet Connection Issues with macOS Catalina 10.15.1 – Intego Support
コメント
対応はやっ!
integoは数年前に身売りされて今はフランスの会社ではなくなっていませんでした?対応が早いのはさすがMac専用ですね。
情報ありがとうございました。助かりました。