インストーラーにパッチを当てmacOS Catalina非サポートのMacをCatalinaへアップグレードさせることができる「macOS Catalina Patcher」がv1.0(Alpha)になったそうです。詳細は以下から。
macOS PatcherシリーズはCollin Mistrさんが開発しているユーティリティアプリで、macOSのインストーラーにパッチを当てることでシステム要件を満たしていないMacを最新のmacOSへアップグレードさせるインストーラーを作成することができますが、このmacOS Patcherの最新版となる「macOS Catalina Patcher」が一足早くBetaテストを終えてv1.0 (正確にはv1.0.1)になったそうです。
1.0.1 – 7/23/2019
- First non-beta release
- All installation methods are now fully implemented
- Added logging functionality in order to pinpoint issues if they do occur
macOS Catalina Patcher – dosdude1
新たにリリースされたmacOS Catalina Patcher v1.0.1では直接のアップデートやインストーラの作成など全てのインストール手法がサポートされ、ユーザーは使いたいインストール手法をクリックしてmacOS 10.15 Catalinaのインストーラーを選択すればCatalinaにパッチが適用され、加えて問題が発生した際の解決の糸口となるLogウィンドウも実装されました。
macOS 10.15 Catalinaのシステム要件は以下の通りで、このパッチを利用すれば2008年製MacBook Pro/AirやiMac, Mac Pro、2009年製以降のMac miniやMacBookにCatalinaをインストールすることができますが、Catalinaでは32-bitアプリが起動しなくなるほか、システムボリュームがRead-Only化が行われるので、古いMacにはMojaveほどメリットがないと思われます。
macOS 10.12 Sierra macOS 10.13 High Sierra |
macOS 10.14 Mojave |
macOS 10.15 Catalina |
|
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MacBook | Late 2009以降 | 2015以降 | |
MacBook Air | Mid 2010以降 | 2012以降 | |
MacBook Pro | Late 2010以降 | ||
Mac mini | Mid 2010以降 | ||
iMac | Late 2009以降 | ||
iMac Pro | macOS 10.13.2以降 | 2017以降 | |
Mac Pro | Mid 2010以降 | Mid 2010 Mid 2012以降 |
2013以降 |
- macOS Catalina Patcher – dosdude1
コメント
「64-bitアプリが起動しなくなる」って本当?
32-bitの誤りでした。先程修正したので朝には更新されていると思います。
ご指摘ありがとうございます。
>>Catalinaでは64-bitアプリが起動しなくなるほか
64-bitではなく32-bitの誤りなのでは
icloud のメモ とリマインダーが同期されない。アイコンも出ない。