iOS 12.2ではiMessageの音声メッセージにOpusコーデックが採用され、よりクリアな音声メッセージが送れるようになるようです。詳細は以下から。
Appleは2017年にリリースしたmacOS 10.13 High SierraおよびiOS 11, watchOS 4などで「FLAC」と「Opus」という2つオーディオフォーマットをネイティブサポートし、iOSのポッドキャスト・アプリや”afconvert“コマンドでOpusコーデックの音声ファイルが再生/作成できるようになりましたが、
We now have support for two of the popular formats, namely the FLAC and the Opus format. On the FLAC side, we have the codec, file, and the streaming support, and for Opus, we have the codec, and the file I/O support using the code audio format container.
What’s New in Audio – WWDC 2017 – Apple Developer
Appleが現地時間2019年03月11日に開発者向けに公開したiOS 12.2 beta 5 (16E5223a)では、iMessageの音声メッセージ(Audio Messages)にもこのOpusコーデックが採用されていることが確認されたそうです。
AppleのScholarshipでWWDC 2018やインターンに参加しているドイツのfrederik riedelさんによると、AppleはiOS 12.1.xまで音声メッセージにサンプリングレート8000HzのAMRコーデックを採用していたそうですが、iOS 12.2 Beta 5では24,000HzのOpusコーデックが採用され、実際に録音したファイルを再生すると以下のようによりクリアな音声となっていたそうで。
Here's the direct comparison: what a difference! pic.twitter.com/8n2wQGZTJl
— frederik riedel 🧗🏼♂️🇪🇺 (@frederikRiedel) 2019年3月13日
Opusコーデックは既にFacebookに買収せれたWhatsAppやTelegramが採用していますが、macOS 10.12 Sierra/iOS 10以下はデフォルトでは再生できないので別途アプリが必要となると思われます。
- iPhone、iPad、iPod touch で写真、ビデオ、音声メッセージを送信する – Apple サポート
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