GitHub、オープンソースのElectronアプリに自動アップデート機能を提供するモジュールやAPIの提供を開始。

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 GitHubがオープンソースのElectronアプリに自動アップデート機能を提供するモジュールやAPIの提供を開始したそうです。詳細は以下から。


 GitHubは現地時間2018年05月01日、Electronフレームワークを利用して開発されたオープンソースのアプリに、自動アップデート機能を提供できるモジュールおよびautoUpdate” APIの提供を新たに開始したと発表しています。

Today we’re releasing a free, open-source, hosted updates webservice and companion npm package to enable easy automatic updates for open-source Electron apps. This is a step toward empowering app developers to think less about deployment and more about developing high-quality experiences for their users.

Easier AutoUpdating for Open-Source Apps – Electron Blog

 現在、Mac向けに開発された野良アプリの多くはSparkleフレームワークを利用してアップデートを提供している場合が多いですが、過去、Sparkleには中間者攻撃の、Windows用ElectronアプリにはRCEの脆弱性が発見され多くのアプリがアップデートの対応に追われましたが、GitHubが新たに公開したアップデート機能はGitHubリポジトリおよびGitHubのRelease機能を利用して提供しているアプリに対し自動的にアップデートをチェック&通知してくれる機能があり、

Today we are announcing a new drop-in solution for automatic app updates. If your Electron app is in a public GitHub repository and you’re using GitHub Releases to publish builds, you can use this service to deliver continuous app updates to your users.

Easier AutoUpdating for Open-Source Apps – Electron Blog

アプリを起動中、10分毎にアップデートをチェックし、アップデートが見つかるとバックグラウンドでダウンロードし、アップデートの準備が完了すると以上のようにダイアログで表示してくれます。

おまけ

 また、この機能は既にGitHub ElectronチームのZeke Sikelianosさんが公開している絵文字ユーティリティUmmojiにも実装されているので、オープンソースのElectronアプリを開発している方はElectron Blogおよびupdate-electron-appリポジトリをチェックしてみて下さい。

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