Apple、ウィルス定義データベースXProtectをv2099へアップデートし新たなマルウェアをブロック。

XProtectのアップデートを表すアイコン XProtect
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 Appleがウィルス定義データベースXProtectをv2099へアップデートし新たなマルウェアをブロックしています。詳細は以下から。

XProtectのアップデートを表すアイコン

 Appleは現地時間2018年03月14日、macOSのウィルス定義データベース「(XProtect)」を約1ヶ月ぶりにv2099へアップデートし、新たにTrojan.MAC.GenericやOSX/Agentとして知られているトロイの木馬型ウィルスの亜種と思われる「OSX.28a9883」をブロックしています。

XProtect v2099

rule XProtect_OSX_28a9883 
{
    meta:
        description = "OSX.28a9883" 
    strings:
        $a1 = ":label:plistPath:" 
        $a2 = ":bin:plist:" 
        $a3 = "!@#$~^&*()[]{}:;<>,.1q2w3e4r5t6y7u8i9o0pAZSXDCFVGBHNJMKLQWERTYUI" 
    condition:
        Macho and all of ( $a* ) 
}

おまけ

 また、Appleは同時にMRTをv1.30へアップデートしており、XProtectやGatekeeper, MRTは順次ロールアウトされ自動的にアップデートが行われますが、強制アップデートやGatekeeper/MRTのバージョンの確認は以下のコマンドで行うことが可能です。

セキュリティ・アップデートのバックグラウンドチェック

  • XProtectのバージョンの確認 (Yosemite以前)
  • defaults read /System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources/XProtect.meta Version
  • XProtectのバージョンの確認 (El Capitan以降)
  • defaults read /System/Library/CoreServices/XProtect.bundle/Contents/Resources/XProtect.meta Version
  • Gatekeeperのバージョンの確認
  • defaults read /private/var/db/gkopaque.bundle/Contents/Info.plist CFBundleShortVersionString
  • XProtectやGatekeeperなどのアップデートリストをチェックする
  • softwareupdate -l --include-config-data
  • XProtectやGatekeeperなど表示された全てのアップデートをインストールする
  • softwareupdate -ia --include-config-data
  • XProtectなどのアップデート
  • sudo softwareupdate --background-critical

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