iOS 10.3では将来のバージョンのiOSで動かなくなる可能性がある32bitアプリに警告が表示され、該当アプリの一覧を確認できる「App互換性」情報が新たに追加されています。詳細は以下から。
Appleは2013年に発売したiPhone 5sに64bitアーキテクチャの”Apple A7″を採用し、その後2015年02月から新規アプリ&アプリのアップデートでは64bitサポートを義務化、iOS 10では32bitアプリ使用時に「iPhoneの動作が遅くなる」という警告を表示していましたが、
本日リリースされた「iOS 10.3」では新たに「このAppは将来のiOSのバージョンでは動かない可能性がある」という警告を表示するようになっています。
HogehogeによりiPhoneの動作が遅くなる場合があります。
開発元によるAppの互換性改善のアップデートが必要です。
iOS 10.2の警告
Hogehogeはアップデートの必要があります。
このAppは将来のiOSのバージョンでは動かない可能性があります。Appの開発元は、互換性向上の為にこのAppをアップデートする必要があります。
iOS 10.3の警告
また、この警告に表示されている[詳しい情報]ボタンをクリックすると、iOS 10.3の設定アプリに新たに追加された[App互換性]というページが表示され、64bit義務化後にアップデートされておらず、将来のiOSで動かない可能性があるアプリ一覧を確認することが出来ます。
[App互換性]ページは設定アプリの[一般] → [情報] → [App]をタップしていくことで表示でき、表示されているアプリをタップするとApp Storeのアプリのページにアクセスし、開発者の情報などをチェックすることが出来るようになっているので、アップデートされた方はチェックしてみてください。
コメント
32ピットアプリが存在しないとApp互換性は出てこない?