macOS 10.12 Sierraへアップグレード後に4Kディスプレイのスケーリングが変更されてしまった時の対処法です。詳細は以下から。
Sierraの不具合にもまとめましたが、Sierraリリース後に一部の4Kや高解像度のディスプレイでEl Capitanまで表示できた解像度が表示されず、4K/2Kのみになってしまう現象が出ているようです。
- External display scaling – Apple Support Communities
- After installing Sierra, HDMI display won't work – Apple Support Communities
- macOS Sierra no longer supports ultrawide – Apple Support Communities
- macOS Sierra external display resolution – Reddit
何件かのSierraへのアップグレードを手伝ったところ、この不具合はAppleがサポートしている4Kディスプレイでも発生しており、既に複数の開発者がRadarへ登録しているようですが、StackExchangeによるとHiDPIを有効にする以下のdefaultsコマンドを使用し、再起動することにより、El Capitanまでの解像度が選択できるようになるそうなので、この不具合に遭われている方は試してみてください。
sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.windowserver.plist DisplayResolutionEnabled -bool true
*Dell UP2414Qでは成功しました。
- osx – macOS Sierra doesn't scale for 4k monitor – StackExchange
コメント
そのコマンドを実行しても一時的に有効化されますが、ディスプレイを別の入力に切り替えてしまうとリセットされることがあるようです。
この不具合、macOS 10.12.1で修正されていました。