Appleが50m防水やGPS、新しいS2プロセッサを採用した「Apple Watch Series 2」を発売すると発表しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間9月7日に行ったスペシャル・イベントで、新しいApple Watch「Apple Watch Series 2」を発売すると発表しました。Apple Watch Series 2のスペックなどは以下のとおり。
50m防水
Apple Watch Series 2は前Apple Watchの耐水性能とは違い、50mまでの防水性能を備えており、水泳やサーフィン、その他様々な水仕事を行うことが可能となっています。
Apple Watchは防沫性能と耐水性能を備えていますが、防水性能はありません。例えば、エクササイズ中、雨の中、手を洗う時にApple Watchを着用および使用できますが、Apple Watchを水に浸すことは推奨しません。Apple WatchにはIEC規格60529にもとづくIPX7等級の耐水性能があります。レザーバンドは耐水性ではありません。
AppleはApple Watch Series 2の防水性能を実現するために、新しいハウジング(筐体)やパッキング方式を開発し、スピーカーユニットはApple Watch内部に水を侵入させず、ユニット内部に入ってしまった水はスピーカー自体が水を排出する仕組みになっており、
24時間の耐水試験を何週間も行い、水中でもApple Watch Series 2が機能するか確認するために700人以上のスイマーで機能を確認したとコメントしています。
CPU/GPU
AppleはApple Watch Series 2に新しいSiP(System in Package)「S2」を採用し、その要となるCPUはDual-CoreでApple Watch Series 1と比較して最大50%速く、GPUは最大2倍の性能となるそうです。
新しいディスプレイ
Apple Watchはウェアラブルデバイスとして外で使う機会も多いと思いますが、Apple Watch Series 2はAppleプロダクトの中で最も明るいディスプレイを採用しており、
前シリーズと比較して最大2倍明るい1000nits(輝度)の新しいディスプレイが日光の下でも鮮明な文字を表示してくれると発表されています。
GPS
今までのApple Watchは位置情報をiPhoneやWi-Fiに頼っていましたが、Apple Watch Series 2ではついにGPSが内蔵されApple Watch Series 2だけでウォーキングやランニング、サイクリング時に出ても距離や速度、ペースが正確に記録され、
その後iPhoneと同期すればルートを地図上に表示することも出来るそうなので、リリースされればサードパーティ製メーカーからApple Watchをサイクルコンピューターなどにする製品やアプリがリリースされるかもしれません。
OS
現在Appleは開発者向けにwatchOS 3 Betaを公開していますが、Apple Watch Series 2はwatchOS 3を初めから搭載。Apple Watch Series 1もwatchOS 3へアップグレード可能で日本時間9月14日にリリースされると発表されています。
デザイン・価格
Apple Watch Series 2のサイズは前シリーズと同様32mmと42mmの2種類で、新たに「ホワイトセラミック」ケースやNike, Inc.とコラボした「Apple Watch Nike+」が追加されており、9月9日から予約注文開始で発売は9月16日、価格は税別37,800円~と設定されています。
おまけ
まだ詳細な情報が出ていませんが、Apple Watch Series 2もSuica対応のApple Payは国内で発売されるApple Watch Series 2が必要になると思われます。
コメント
これは正統進化。めっちゃ欲しい。
セラミック欲しいけど高いな
結局血圧測定機能は実装されなかったか。