Nvidiaが「セキュリティアップデート 2016-001 El Capitan」適用後のMac Proで発生する不具合を修正したWebドライバを公開しています。詳細は以下から。
Appleが現地時間9月1日に公開したセキュリティアップデート適用後、Nvideo GPUおよびWebドライバを使用した一部のMac Proで解像度が最適に設定されないなどの不具合が発生していましたが、本日Nvidiaはこの不具合などを修正したWebドライバを公開したそうです。
Nvidia released new driver for OS X 10.11.6 and 10.10.5. Should resolve problems from the recent security update:https://t.co/wfHnQGVdro
— MacVidCards (@MacVidCards) 2016年9月3日
OS X 10.11.6はセキュリティアップデート後、Buildナンバーが「15G1004」へ変更されていることが確認されていましたが、今回新たに公開されたWebドライバはこのBuild 15G1004に最適化されているそうです。
Some releases of OS X have multiple driver releases. In the list below these are differentiated by a build number in parentheses, and are ordered oldest to newest, left to right. Refer here to check your OS X build number and install the driver that matches both your version of OS X and your build number.
Drivers – MacVidCards.com
追記
セキュリティアップデート 2016-005および2016-001ではiOS 9.3.5と同じ「悪意のある攻撃者にカーネル権限が取得されてしまう脆弱性」が修正され、同梱されているSafari v9.1.3では「任意のコードが実行されてしまう脆弱性」が修正されており、
2016年8月25日(米国時間) Apple 社が提供する「iOS(iPhone、iPad 等に使用されている OS)」に関する 3 件の脆弱性についての修正プログラムが公開されています。本脆弱性が悪用された場合、「iOS」端末の情報が漏えいしたり、任意のコードが実行されたりする可能性があります。
攻撃者が用意したページにアクセスすることで悪意のあるコードがダウンロードされ、被害者の端末を制御され様々な被害が発生する可能性があります。本脆弱性の報告者によると本脆弱性を悪用する攻撃を確認したと公表されております。今後被害が拡大する可能性があるため、至急アップデートを実施してください。
—9/2 14:00 更新—
本脆弱性は、OS X(MacBook、iMac 等に使用されている OS) にも影響があるとの情報があるため、至急、更新プログラムを適用して下さい。
更新:Apple iOS および OS X の脆弱性対策について(CVE-2016-4655 等):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
Appleや発見者のLookout, IPAなども至急アップデートするように求めているので、今回の不具合でアップデートを先延ばししていた方は出来るだけ早いアップデートをお勧めします。
- Drivers – MacVidCards.com
- WebDriver-346.03.15f03 for OS X 10.11.6 build 15G1004(*pkg) – Nvidia
コメント