iOS 10で導入されるメッセージアプリの新機能の一部はmacOS 10.12 Sierraでは利用できないようです。詳細は以下から。
AppleはWWDC 2016の基調講演で、メッセージアプリにタップで文字を絵文字に変える機能やLINEの様なスタンプ, バブル/フルスクリーンエフェクト, あぶり出しインク, ハンドライトメッセージ, デジタルタッチなどの新機能が利用可能になると発表しましたが、
Macworldによると、これらの新機能はiOS 10のメッセージアプリだけに提供され、その一部はmacOS 10.12 Sierraのメッセージアプリでは利用できないようです。
具体的にどの機能が利用できないのかについては言及されていませんが、MacworldはMacのプラットフォームシェアはiOSに比べて小さく、メッセージ機能はモバイルプラットフォームでの方が間違いなく人気があるためだと分析しています。
Macs get the minimum
However, with the new additions in iOS 10, the Mac is once again left out in the cold. It gets some of the new features, like Tapbacks, but the flashier additions are iOS-only.[…]The Mac is a much smaller market than iOS, and messaging is no doubt less popular on the desktop than on mobile.Sorry, macOS: Messages’ best new features are iOS only – Macworld
*iPhone 6sシリーズのLive Photosも発売(2016年5月)当初はOS Xでプレビューできず、今年3月のOS X 10.11.4[1, 2]アップデートでサポートされたため、メッセージアプリの新機能全てをmacOSで利用するにはしばらく時間がかかると思われます。
コメント
他社のプラットフォーム用に展開していない以上、やる気もそれなりってことでしょう。対応プロトコルはそれなりだけど、結局iChat以来の惰性にしか見えない。
えーと、sierraプレビューページには巨大絵文字・タップバック・ビデオ再生・リッチリンクってあるけど、
これらが10.12.0では未対応って解釈でいいのかな?
それとも、ベータでは確認できたあぶり出しインクや手書きが先送りってことかな?
全画面エフェクトはベータですら搭載無いけど
Press Infoは
http://www.apple.com/jp/pr/library/2016/06/13Apple-Previews-Major-Update-with-macOS-Sierra.html
>メッセージ:アプリケーション内でのウェブリンクのプレビューやビデオクリップの視聴、Tapback(タップバック)を使ってのハート、サムズアップなどのリアクションのメッセージバブル上への直接投稿などにより会話がより面白くなります。またより大きな絵文字を使ってメッセージのインパクトを高めることができます。
となっているので、iOS 10で利用可能な絵文字に変換できるワードをタップで絵文字に切替える機能や、あぶり出しインク、手書きなどが見送られるかもしれません。
そもそもいらない機能
シンプルに反して派手すぎうるさすぎ
いつも整ってる感じが好きなのにな
単にmacOS路線自体のやる気がないのでは
これってkeynoteに笑いを加えるためのスパイス(前回のカーソルぐりぐり動かしたらカーソルが大きくなる機能みたいな)だと思ってたけど違うんか