キーボードだけでファイルやディレクトリの操作が可能なクロスプラットフォーム対応のファイルマネージャー「fman」がリリース。

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 キーボードだけでファイルやディレクトリの操作が可能なクロスプラットフォーム対応のファイルマネージャー「fman」がリリースされています。詳細は以下から。


 fmanはオーストラリアのソフトウェアエンジニアMichael Herrmannさんが、昨年末から開発しているクロスプラットフォーム(macOS,Win,Linux)対応のファイルマネージャーアプリで、macOSのSpotlightの様にほぼキーボードから手を離さずに、ショートカットキーだけでファイルやディレクトリを操作することが出来ます。

fman
A modern file manager for power users. Beautiful, fast and extensible. For Windows, OS X and Linux.

The addictive file manager – fman

ショートカットキー

 fmanは2ペイン形式で、キーボードショートカット[CMD+P]でディレクトリ移動パネルを表示しディレクトリを移動、[CMD+Shift+P]でコマンドパネルを表示しコピーやペースト、移動、ディレクトリの作成、エディタの表示などが可能です。

  • Cmd + P : ディレクトリの移動
  • Ctrl + Left/Right : 左右のパネルを開く
  • Cmd + . : 隠しファイルの表示
  • Cmd+Shift+P : 以下のファイル操作の用コマンドパネルを表示
    • F4 : エディタでファイルを開く
    • Shift+F4 : 新規作成しエディタで開く
    • F5 : コピー
    • F6 : 移動
    • Shift + F6 : リネーム
    • F7 : 新しいディレクトリを作成
    • F8 : 削除
    • F9 : 現在のディレクトリをターミナルで開く
    • F10 : 現在のディレクトリをFinderで開く
    • F11 : 現在のディレクトリパスをクリップボードにコピー

 また、ユーザーがキーボードショートカットなどをカスタマイズすることが可能で、”Key Bindings.json”というファイルを以下のディレクトリに作成すればショートカットキーの変更が可能です。

[
	{ "keys": ["F3"], "command": "open" }
]

*Macのデータディレクトリ

~/Library/Application Support/fman

プラグイン

 fmanはプラグインもサポートしており、ユーザーは既存のプラグインをダウンロードし、以下のプラグインディレクトリに入れfmanを再起動するだけで、macOSの”QuickLook”やVimスタイルのキーボード操作”VimNavigation”などを利用することが出来ます。

~/Library/Application Support/fman/Plugins

ライセンス

 fmanはライセンス制で、パーソナルライセンスは15ユーロ(約1,800円)ですが、ライセンス無しでも一定期間fmanを利用することが可能で、現在ライセンスは”Invite-Only”での受付となっているので、興味のある方はとりあえずライセンス無しで利用してみてください。

コメント

  1. 匿名 より:

    emacsでdired使うなら無料だけど….

    こんなので商売になるのか

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