macOS 14 Sonomaでは、音声入力を止めることなく、途中でキーボード入力を行うことが可能に。

macOS 14 Sonomaの音声入力機能 macOS 14 Sonoma
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 macOS 14 Sonomaでは、音声入力を止めることなく、途中でキーボード入力を行うことが可能になりました。詳細は以下から。

Quick Typeのアイコン

 Appleは2020年にApple Siliconを搭載したMacを発表以降、Apple SiliconのNeural Engineを利用した「音声入力(Dictation)」機能を強化し、現在Apple Siliconを搭載したMacでは、多くの言語で音声入力リクエストはオンデバイスで処理されるようになっていますが、

macOS 12 Monterey Apple Silicon Dictation

Appleシリコンを搭載したMacでは、一般的なテキストの音声入力リクエスト(例えば、メッセージやメモの作成は含まれますが、検索ボックスへの音声入力は含まれません)は多くの言語についてデバイス上で処理され、インターネット接続は必要ありません。また、音声入力できるテキストの長さに制限はなく、タイムアウトもありません。

Macでメッセージや書類を音声入力する – Apple

本日リリースされたmacOS 14 Sonomaでは、この音声入力機能が強化され、音声入力の途中でキーボード入力を割り込ませることが可能になっています。

macOS 14 Sonomaの音声入力機能

音声入力

 音声入力機能を利用するには、まず、macOS 14 Sonomaのシステム設定アプリでサイドバーの[キーボード] → [音声入力]で音声入力機能を有効にします、この際、音声入力で話した内容をMacが認識しやすくするため、一部のデータがAppleに送信されることに同意が求められ、音声テキスト変換に必要な音声モデルがダウンロードされるようになっています。

macOS 14 Sonomaの音声入力機能

 後は、音声入力に利用するマイクと、ショートカットキー(MacBookの場合デフォルトはマイク(F5)キー)を設定するだけで音声入力が可能になり、Sonomaでは途中でキーボード入力を行った後、再び音声入力機能が再開されるようになっています。

 音声入力機能は以下の言語と地域で利用できるようになっているので、日本語以外の言語を利用されている方も試してみてください。

アラビア語(サウジアラビア)、広東語(中国本土)、デンマーク語(デンマーク)、オランダ語(ベルギー、オランダ)、英語(オーストラリア、カナダ、インド、アイルランド、ニュージーランド、シンガポール、南アフリカ、英国、米国)、フィンランド語(フィンランド)、フランス語(ベルギー、カナダ、フランス、スイス)、ドイツ語(オーストリア、ドイツ、スイス)、ヘブライ語(イスラエル)、イタリア語(イタリア、スイス)、日本語(日本)、韓国語(韓国)、マレー語(マレーシア)、北京語(中国本土、台湾)、ノルウェー語ブークモール(ノルウェー)、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語(ロシア)、スペイン語(チリ、メキシコ、スペイン、米国)、スウェーデン語(スウェーデン)、タイ語(タイ)、トルコ語(トルコ)で利用できます。

macOS 14 Sonoma Previewより

コメント

  1. 匿名 より:

    macOSユーザガイドにリンクされている「オンデバイス上で処理」は日本語として不自然です。
    「オンデバイスで処理」または「デバイス上で処理」が適切かと思います。

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