AppleはOS X El CapitanのDisc UtilityからFirst Aidの「ディスクのアクセス権の検証/修復」を削除しています。詳細は以下から。
El CapitanではDisk Utilityアプリがv15.0へバージョンアップしデザインが刷新され、ボリュームにどの様なファイルが入っているか分かりやすくなりましたが、このDIsk Utility v15.0では今までのDisk Utilityにあった「ディスクのアクセス権の検証/修復」というオプションが無くなっています。
アクセス権を検証/修復が無くなった理由
El CapitanのDeveloper Betaを利用していた方はBeta 1か2のRelease Notesに「システムファイルのアクセス権は自動的に保護され、ソフトウェア・アップデートが行われるとアップデートされます。そのため『アクセス権を修復』機能は必要ありません」という記載があったと思いますが、v15.0ではこの説明の通りアクセス権を検証/修復の機能が削除されており、
Disk Utility
Note : System file permissions are automatically protected, and updated during Software Updates. The Repair Permissions function is no longer necessary.”
Appleは昨日 Apple SupportのDisk Utilityページをアップデートし、この趣旨を伝えています(10月2日の時点では日本語のページはアップデートされていないようです)。
Beginning with OS X El Capitan, system file permissions are automatically protected. It’s no longer necessary to verify or repair permissions with Disk Utility.
[Repair disk permissions with Disk Utility – Apple Support]
MacworldによるとDiskWarriorやDrive Genius、TechTool Proなどのサードパーティ製ディスクユーティリティアプリにはアクセス権の修復を提供するものがあるそうなので、利用したい方は調べてみてください。
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コメント
First Aidボタン押したら必要に応じて修復〜と出てきたから、それがアクセス権の検証やらを兼ねてチェックしてくれるもんだと思ってた
ん?
つまりFirst Aidのチェックってsmart値を調べるだけってこと?
*1
El CapiのFirst Aidでやってるのはディスクの検証と修復だね。
YosemiのFist Aidの「ディスクを検証ボタンとカタログファイルの確認やボリュームやジャーナルの確認情報が出てる。
>>2
情報㌧
確認したらその通りでした
つかOSXになってから何かしらエラーが出た場合の対処法その一が
アクセス権の修復だったけど、それやって明確に治った試しって殆どないんだよね。
アクセス権修復が必要なくなったのなら、無くなっても良いけど
RAID構築が出来なくなったのは勘弁して・・・
少なくともRAID1は仕事で使ったり、Server構築には絶対必要なんだけど。
Yosemiteのインストールメディアつくって、そこからRAIDを組めばいいんでないかい
>>6
当面の対処法はありそうですね。ありがとうございます。
でも、今後が心配です。
Macはあきらめるしかないかも。