Ars Technicaが同デバイスでiOS 8とiOS 7でのバッテリーパフォーマンス比較ベンチマークを公開しています。詳細は以下から。
Ars TechnicaがiPhoneやiPadをiOS 8にアップデートする前後でのバッテリーパフォーマンスを比較したベンチマーク結果を公開しています。
iOS 8, thoroughly reviewed http://t.co/X0pk943EX9 by @AndrewWrites
このベンチマークは
iOSがアップデートされる度に「デバイスのパフォーマンスやバッテリー寿命が悪くなった!」と毒づく人たちがいます。Appleは数十億通りもあるアプリや設定、使用方法をテストすることも出来ないのでいくつかのケースでは彼らの主張は正しいかもしれない。私達がやろうとしている標準的なベンチマークは全て同じハードウェア上でiOSのバージョンを7と8にしてCPU, GPU, バッテリーパフォーマンスを同じタスクで測定することだ。
With every iOS update there’s a group of people who will swear that it and it alone tanked their device’s performance or their battery life. They may actually be correct in some cases—Apple can’t test for every possible combination of apps, settings, and usage, and there are billions of different combinations out there. All we can try to do is run our standard benchmarks and tests, looking for signs that CPU, GPU, and battery performance remains the same across both OSes performing the same tasks on the same hardware.
という手厳し始まりで、バッテリー寿命についてはiPhone 4S, 5, 5c, 5s, iPad mini, 第4世代 iPad, iPad mini Retina, 第5世代 iPod touchで測定しています。
バッテリー(ドレイン)ベンチマーク設定についてはかなり気をつけているようで
Spyderカラーマネージメントを使用してデバイスの輝度をテストする度に200nit(カンデラ毎平方メートル)に設定しなおしWi-Fiブラウジングテストを行いました。以下の結果はiOS 7で2回、iOS 8で2回測定しその平均値です。
The test’s consistency has improved since then, thanks to Spyder colorimeters that allow us to set the screen to the same 200 nit brightness every time we test. We ran each test four times on every device, twice in iOS 7 and twice in iOS 8. The results below are an average of those tests.
とコメントしており、結果についてはほとんどのiOSデバイスでさして変わらないバッテリー寿命を示しているようです。(* iPad miniだけが唯一5%以上変化している)
おまけ
Ars Technicaのイントロにもありますが、iOSデバイスの設定は多岐にわたるので、設定によってはiOS 8の方がバッテリードレインが早いかもしれませんが、iOS 8からは新たに「バッテリーの使用状況」というデータが参照できるので、バッテリーの持ちが悪い方はその画面から原因を特定して下さい。
Ars Technicaはこの他にも多数のベンチマーク結果を上げているので興味のある方は関連リンクからどうぞ。
コメント
これで「iOS8にしてからバッテリーが減るの早すぎwwww糞OS確定ww」とか言ってる人たちに冷静に反論できるわ。
そんな人は自分の設定が悪いって訳ね。
やるね、せっかくならもう一回ずつやってエラーバーもつけてくれ
4sが何事だってぐらい伸びてるな
まぁ、流石にメモリがかつかつで動きはもっさりしてるけど
「言うだけタダ」思考のiPhoneアンチの醜さがよく分かる結果ですね