iPod Classicが販売終了したようですが、iPod Classicを1TBするアダプターは発売を開始するようです。詳細は以下から。
今朝の基調講演後、Apple StoreからひっそりとiPod Classicが消え販売終了したようですが、そんな中iPod Classicをテラバイト化出来るアダプター「iFlash-SATA」が発売を開始するようです。
iFlashはTarkanさんが作成しているiPod ClassicのZIFコネクターを変換できるアダプターで、近年出回ってきたmSATA SSDをiPod Classicに搭載しTeraPod(テラポッド)を作れるように「iFlash-SATA」を開発、9月下旬から40ドル(PayPal決済)で販売開始するそうです。
[The iFlash iPod Adaptors – Store]
Tarkanさんの公式ブログ”Tarkan AKDAM’s Bored”では既にプロトタイプをベータテスターに送り、フィードバックをもらい改良中だそうで、
*右の写真はCrucial M4 256GB mSATAをmSATA to ZIPコネクタを使って接続したもので、このままではApple純正ファームウェアで1TB化は出来ないという情報があります。
現状の問題点として
1.iFlash-SATA自体はバッテリーをさほど使用しないが、mSATA SSDが特定のメーカーのものだとすぐにバッテリーが消費されてしまう場合がある。(TeraPodを作成するならSamsung SSD 840 EVO 、480GBでいいならKingston mS200を推奨)
2.iPod ClassicはUSB 2.0接続のため第6, 第7世代 iPod Classicでも16 ~ 18Mbyte/s程度の転送速度しか出ないので1TB(実際にはSSDのOver Provisioning 7%分を引いた930GB)の曲を転送しようとすると930GB/18MB/60^2で14.35時間ほどかかってしまう。
3.mSATAなので他の大容量SATA ストレージも使用可能だが、多分1TBがiPod Classic ファームウェアの上限だと思う。(2TeraPodや3TeraPodは無理?)
4.ファイルサイズが小さい曲でTeraPodを埋め尽くすと、iTunesのデータベースの5000曲辺りから(スクロールして選択するのが)かなり苦労する。
などが上げられていますが、TeraPod化したiPod ClassicでもApple純正のiPod Classicファームウェアでの起動も確認しているそうなので、欲しい方は今のうちにiPod Classic 第7世代(6.5世代)を購入しておいたほうがいいかもしれません。
ちなみに、Apple非純正のファームウェア(Rockbox)でいいならば更に容量を増したり、SATAでの曲の転送も可能になるかもしれません。関連リンク参照。
関連リンク:
・海外のiPodマニア、ついに容量1TBのiPod Classic 通称「TeraPod」を作り出す
・容量1TBのiPod Classic「TeraPod」が簡単に作れる?mSATA to ZIFアダプター「iFlash-SATA」が公開される
2014年09月11日 08時20分:誤字修正しました、失礼いたしました。
コメント
iPhone「iPod Classicが堕ちたか…」
iPad「くくっ、奴は我らiデバイス四天王の中でもっとも最弱奴よ…」
AppleTV「クックに全く触れられずにディスコンとはiデバイスの面汚しめ!」
Mac mini「おい、やめろ!」
という会話が脳裏に浮かんだ。
よりSSDな時代が来たら、iPhoneも250,500GBって最大容量が増えていくのかな。
ともあれiPod Classicお疲れ様でした。
iPodからiPod Classicと名前を変えられた時覚悟していたがこんなにあっさりと終焉しちゃうとは…
1TBまでは無理だけどちょっと容量アップして大事に使いたい
フォードバックってなにフォードバックってw
注文したんだけど、「全世界送料無料」みたいに書いてあるし荷物の追跡手段もないらしいからちゃんと届くのか不安。届いたとして、ちゃんとmSataのSSDを認識するのかも不安なんでとりあえず安いMZ-MTE250B/ITで試す。