消費者庁、Anker Japanがリコール中のBluetoothスピーカー「Anker SoundCore」で火災に至る事故報告が9月に1件あったとして情報を公開。回収率は22.8%。

Anker SoundCore A3102016 Anker
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 消費者庁がAnker Japanがリコール中のBluetoothスピーカー「Anker SoundCore」で火災に至る事故が9月に1件あったとして情報を公開しています。詳細は以下から。


 消費者庁は日本時間2025年12月26日、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告のあった重大製品事故に関し、スピーカーやセラミックファンヒーターなどで9件の重大製品事故があったとしてその内容を公開しましたが、

消費生活用製品の重大製品事故:リコール製品で火災等(スピーカー(充電式)、電気温風機(セラミックファンヒーター))(12月26日)

消費生活用製品の重大製品事故:リコール製品で火災等(スピーカー(充電式)、電気温風機(セラミックファンヒーター))(12月26日)

その中でアンカー・ジャパン株式会社が輸入し、2024年04月にリコールを発表したBluetoothスピーカー「Anker Soundcore」で火災に至る事故が報告されたとして情報を公開しています。

事故があった製品

 消費者庁が火災に至る事故に関する報告を受けたのは、Anker Japanが2023年03月26日*から2023年09月30日の間にしたBluetoothスピーカー「Anker SoundCore ブラック (SKU:A3102, ブラックはA3102016)」で、

Anker SoundCore

*2024年06月06日に対象期間とシリアルナンバーが拡大されています。

報告によると、令和7年09月19日にSoundCoreの周囲を焼損する火災が発生したそうで、Anker Japanによると対象台数は2,420台と少ないものの12月24日時点での回収率はまだ22.8%となっているそうです。

Anker SoundCore

火災警報器が鳴動したため確認すると、当該製品及び周辺を焼損する火災が発生していた。原因を調査中。
事業者が重大製品事故として認識したのは令和7年12月18日 令和6年4月4日からリコールを実施(特記事項を参照)回収率:22.8%

消費生活用製品の重大製品事故:リコール製品で火災等(スピーカー(充電式)、電気温風機(セラミックファンヒーター))(12月26日) – 消費者庁

 なお、現在Anker Japanがリコールを行っている製品は以下の通りで、今回事故が報告されたSoundCore以外にも、2017年に発売されAmazonランキング対象ポータブルスピーカー部門で1位となったBluetoothスピーカーAnker Soundcore 2のアップグレードモデルとなるBluetoothスピーカー「Soundcore 3」も91,933台がリコールとなっているので、購入された記憶がある方は公式サイトでシリアルナンバーのチェックを行ってみてください。。

Anker SoundCore、Anker PowerConf S3 回収受付フォーム

Anker SoundCore、Anker PowerConf S3 回収受付フォーム

現在リコール中のAnker製品

商品名 型番 対象台数
Anker PowerCore 10000 A1263 410,124台
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) A1257 401,771台
Soundcore 3 A3117 91,933台
Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000) A1642 36,730台
Anker Power Bank
(20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル)
A1647 24,483台
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 7.5W, Stand) A1652 15,018台
Eufy RoboVac/Clean T2xxx
別記
11,725台
Soundcore Motion X600 A3130 11,200台
Anker PowerConf S500 A3305 8,980台
Anker SoundCore A3102 2,420台
Anker PowerConf S3 A33020 未公開
合計 1,014,384台

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