macOS 26 Tahoeで特定のアプリのLiquid Glassデザインを無効にするアプリ「SolidGlass」がリリースされています。詳細は以下から。
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Appleが2025年09月15日にリリースした「macOS 26 Tahoe」では、visionOSからインスパイアされた柔軟性のあるガラス調の「Liquid Glass」というデザインシステムが採用されたものの、Appleは一時的ではあるもののmacOSやiOSに、このデザインシステムを無効化するプロパティリストキーを用意しており、このキーを有効にすることでmacOS Tahoeでも旧macOSのUIに戻すことが出来ますが、

defaults write -g com.apple.SwiftUI.DisableSolarium -bool YES
この“com.apple.SwiftUI.DisableSolarium”を利用し、各アプリごとにLiquid Glassデザイン/UIを無効化できるアプリ「SolidGlass」が新たにリリースされています。

Simple app with the purpose of disabling the Liquid Glass effect in specific apps (tahoe+)
rafaelSwi/SolidGlass – GitHub
SolidGlassの使い方
SolidGlassを開発&公開したのはFlutterでアプリを開発しているブラジルのRafael Neuwirthさんで、上記の通りシステム全体のLiquid Glassデザインを無効化できる他、以下のようにバンドルIDを指定し、特定のアプリのLiquid Glassデザインを無効化するdefaultsコマンドをGUIで行うことが出来ます。

Liquid Glassデザインを無効化したMac App Store
defaults write com.apple.AppStore com.apple.SwiftUI.DisableSolarium -bool YES
NeuwirthさんはApple Developerアカウントを取得しておらず、SolidGlassはAppleの公証も通していないため、SolidGlassを使うには、アプリをダブルクリックした後にゴミ箱に捨てず、システム設定の[プライバシーとセキュリティ] → [セキュリティ]でアプリのブロックを解除してやる必要がありますが、

SolidGlassはアプリはオープンソースでGitHubリポジトリに公開されているので、気になる方は自己責任で利用してみてください。



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