Linuxサーバー用のシステムモニタMONITをベースに開発されたMac用システムモニタ「MONIT Widget」にサーマルビューが追加され無料利用可能に。

MONIT Widget for Mac now 仕事効率化
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 Linuxサーバー用のシステムモニタMONITをベースに開発されたMac用システムモニタ「MONIT Widget」にシステム/サーマルビュー機能が追加され無料化されています。詳細は以下から。

MONIT

 MONITシリーズはノルウェーのTildeslash Ltd.がオープンソースで開発しているBSD, Linux用のシステムモニタツールで、Macには2016年に「MONIT Widget (以下、MONIT)」として移植されましたが、このMONITがv2.2アップデートと共に無償化されています。

New: Added System/Thermal view to display overall thermal state

リリースノートより抜粋

 まず、アップデートされたMONIT v2.2では、新たにシステムにサーマルビューが追加され、サーマルスロットリングを起こしやすいMacBook Airんどで全体的な発熱状況が一目で分かるようようになったほか、CPUの高効率/高性能コアの使用率をポップオーバーで表示してくれるツールチップが追加されています。

Monit Widget v2.2とv2.1

Monit Widget v2.2とv2.1

 また、Tildeslashは今回のアップデートと同時に、macOS 15 Sequoiaに対応した4年ぶりのアップデートとなるバージョン2.1以降のMONITをすべてMacユーザー利用してもらいたいとして、アプリを無償化しているので、Widgetスタイルのシステムモニタを試してみたかったユーザーの方はチェックしてみてください。

おまけ

 MONITのシステム要件はmacOS 14 Sonoma以降のIntel/Apple Silicon Macで、アプリは無料でMac App Storeに公開されていますが、Macのファンや温度センサーを読み込むためにはHelperツールのインストールが必要です。

Monit Widget v2.2

  • New: Added System/Thermal view to display overall thermal state
  • Enhancement: Replaced CPU cores tooltip with popover for improved user experience
  • Enhancement: Changed gauge color from Orange to Yellow in light mode to better distinguish from Red
  • Enhancement: Prioritized active “Using Significant Energy” applications at the top, while keeping recently closed ones visible for 30 seconds
  • Fixed: Resolved truncation issues in Memory Applications table values

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