macOS 15.1 Sequoiaでは、画面上部を使うタイル表示のウィンドウマネージャーとMission Controlに新しいオプションが追加されています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2024年10月28日、米国英語環境でApple Intelligenceをサポートした「macOS 15.1 Sequoia」をリリースしましたが、このmacOS 15.1では画面の上部をトリガーとして利用するタイル表示のウィンドウマネージャ機能とMission Controlに新しいオプションが追加されています。
競合するタイル表示とMission Control
AppleはmacOS 15 Sequoiaで導入したアプリケーションをタイル状に並べられるウィンドウマネージャ機能は、フルスクリーンボタンのホバーに加え、画面の上と左右端/隅にウィンドウをドラッグすることでウィンドウをフルスクや左/右端と隅に配置することが可能ですが、
画面の上部のメニューバー付近は、AppleがMac OS X 10.7から導入している現在のデスクトップの全てのウィンドウと別の操作スペースを表示する「Mission Control」を起動するのと同じトリガーで、2つの機能が競合してしまうとして問題となっていました。
これに対し、AppleはmacOS 15.1でこの競合するトリガーをどちらか1つ、または両方で利用しないようにするオプションをシステム環境設定アプリの[デスクトップとDock]に追加しています。
macOS 15.1で[デスクトップとDock]に追加されたオプションはウィンドウの[ウィンドウをメニューバーにドラッグしてフルスクリーン表示]と、Mission Controlの[ウィンドウを外面上部にドラッグしてMission Controlに入る]で、どちらか1つをOFF(または2つともOFF)にすることで、画面上部をトリガーとする機能を1つに絞り込めるので、この2つの機能が同時に起動して煩わしかった方は試してみてください。
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