Appleが補正機能を微調整するためのコントロールを追加したPro Display XDR用ファームウェア「Display Firmware 3.3.23」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年05月26日、新しいバッテリー状態管理機能を搭載した「macOS Catalina 10.15.5 Build 19F96」をリリースしましたが、同バージョン以降ではAppleがプロユーザー向けに販売している32インチRetina 6Kディスプレイ搭載の「Pro Display XDR」で、補正機能を微調整するためのコントロールを追加した「Display Firmware 3.3.23」が適用できるようになているそうです。
Display Firmware 3.3.23
- Adds controls to fine tune the current calibration of Pro Display XDR by adjusting the white point and luminance to more precisely match your own in-house display calibration target. Learn more
- Minor stability improvements.
Requires macOS 10.15.5 or later.
What’s new in firmware updates for Apple Pro Display XDR – Apple Support
補正の微調整はホワイトポイントと輝度をより正確にディスプレイ補正の目標値に合わせられるよう導入されており、ファームウェアのバージョンはAppleメニューから[この Macについて] → [ディスプレイ/グラフィックス]で確認可能で、Firmware 3.3.23以降ではシステム環境設定の[ディスプレイ] → [プリセット] → [補正を微調整]から現在の補正を微調整出来るようになっているそうなので、Apple Pro Display XDRをお持ちの方はチェックしてみてください。
追記
Apple Pro Display XDRのファームウェア・アップデートは、必要なバージョンのmacOSをアップデート後にアクセサリーアップデートとして通知されます。
- MacでPro Display XDRの補正を微調整する – Apple サポート
- What’s new in firmware updates for Apple Pro Display XDR – Apple Support
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