macOS 10.14.4 MojaveでもApple T2チップを搭載したMacでのオーディオ問題は完全には解決していないもよう。

macOS 10.14 Mojave
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 macOS 10.14.4 MojaveでもApple T2チップを搭載したMacでのオーディオ問題は完全には解決していないもようです。詳細は以下から。

Apple T2

 Appleは現地時間2019年03月25日、macOS 10.14.4 Build 18E226およびAppleのTプロセッサ用OS「BridgeOS 16.16.4507.0」アップデートを公開しました、このアップデートではAirPods(第2世代)のサポートやセキュリティ修正のほか、Appleの第2世代Mac用SoC「Apple T2」を搭載したMacとオーディオデバイス間で発生していた問題に対する修正として2018年製のMacBook Air、MacBook Pro、およびMac miniでUSBオーディオデバイスとの信頼性が向上するという記述がありますが、

2018年に投入されたMacBook Air、MacBook Pro、およびMac miniでUSBオーディオデバイスを使用したときの信頼性が向上

macOS 10.14.4 Mojaveのリリースノートより

米シアトルでMacのオーディオ機器やソフトウェアのコンサルタントをしているGeoff Duncanさんや、各オーディオ機器メーカーのサポートフォームによると、Apple T2とUSBオーディオデバイスの問題はmacOS 10.14.4で改善しているものの、完全に修正されているわけではないようです。

macOS 10.14.4での報告

 Geoff Duncanさんは、ここ数ヶ月に渡りクライアントのレコーディングスタジオやアマチュアミュージシャンのApple T2を搭載したMac15台でPro ToolsやLogic、GarageBandなどのアプリケーションを利用した42のテストを試させてもらったところ、これまでに判明したとおり、特定のUSB/Thunderboltデバイスを接続することでグリッチが発生していたそうで、

Apple T2によるオーディオノイズ

A T2 audio glitch captured during recording. The entire waveform should be smooth and uninterrupted. Some glitches like this could probably be edited, but errors like these can destroy a recording.(macOS 10.14.3でのデータ)

この問題はmacOSのタイムデーモン(timedやlocationd)を強制的にkillすることで一時的に改善はするものの、問題の根本的な解決には至っておらず、先月リリースされたmacOS 10.14.4でもRMEなど一部のオーディオデバイスメーカーは問題が改善されたとレポートしているそうですが、Geoffさんが確認しているT2搭載のMacBook ProやCDM、RME ForumのユーザーはmacOS 10.14.4でも問題が発生していると報告しています。

Some audio developers (like Germany’s RME) have reported improvements with USB audio, but my limited testing with a T2-equipped MacBook Pro found no discernible improvement using 10.14.4 with USB or Thunderbolt audio devices.

What Does the T2 Chip Mean for Mac Usage? – TidBITS

Sure enough, reader reports suggest this is a partial fix only. Symptoms are reduced but, depending on hardware, possibly not entirely fixed. For now, the only sure solution is to use a Thunderbolt interface or Thunderbolt adapter.

Apple ships update it says addresses USB audio issues on recent Macs – CDM

 CDMやGeoffさんは以前から報告されていたmacOS MojaveとUSB 2.0オーディオデバイス/ハブとの相性問題がこの問題の根本にあるのではないかと予想しているようですが、オーディオデバイスにはUSB 2.0対応のものが多く、Appleも情報を公開しないため、GeoffさんはApple T2非搭載の整備済みMacを検討することを勧めています。

コメント

  1. 匿名 より:

    T2にメリットがあるような事、言ってた人いたね。
    解決策が、T2が載っていない物を選ぶとは、笑いました。
    全部にT2載せたら、終了だね

    • 匿名 より:

      ちゃんと記事読めよ
      どう見ても三流オーディオデバイスメーカーと三流アプリ開発者が原因だろ
      純正では問題起きていない

      • 匿名 より:

        T2が無ければ、起きないのは事実。
        載ってる物だけ起きてるんだから、不具合でしよ。
        何でもかんでも、純正って、
        純正だけじゃ仕事できないでしょ。
        いずれにしろ、T2はゴミ

      • 匿名 より:

        Pro ToolsやRMEを三流呼ばわりとか釣り針大きすぎ。
        ところでApple純正の外付けオーディオI/Fってあったっけ?

        • 匿名 より:

          AVIDの書くドライバはAVID製品の他のドライバとの互換性盛り盛りの糞だぞ。
          ソースはAvidを使っていた俺。

          それでもRMEは間違いなく一流だろうな。

  2. 匿名 より:

    Sierraのワイ、低身の見物

  3. 匿名 より:

    T2はあるとvodeotoolboxとか便利なんだけどなー
    Blu-rayのm2tsとかQuickTime QuickLookで再生しようとするとバグるんだよな
    サードパーティの再生ソフトだとT2で再生できるのに
    BridgeOSもそれを呼び出すMacOS側のドライバもまだ信頼性が低いんだよな

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