ペアリングしたMacとiPhoneで操作が切り替わると、HandoffのようにiTunes/Apple Musicの曲の再生デバイスをシームレスに切り替えてくれるアプリ「PlayOff」がリリース。

　ペアリングしたMacとiPhoneで操作が切り替わると、Handoffのように再生しているApple Music/iTunesの曲をシームレスに切り替えてくれるアプリ「PlayOff」がリリースされています。詳細は以下から。

　Appleは2014年に発表したiOS 8とOS X 10.10 Yosemiteで作業中のアプリやクリップボードのデータをMacとiOSデバイスで同期し、シームレスに作業を続けられる「Handoff」という機能を追加しましたが、このHandoff機能のようにMacまたはiPhoneで再生しているiTunes/Apple Musicの曲を、ユーザーの操作が移ると共に再生デバイスをシームレスに切替えてくれるアプリ「PlayOff」がリリースされています。

PlayOff allows you to start playing music on one device, like your iPhone, then continue without missing a beat on another, like your Mac. It finds the song playing (and its position) on your other devices and picks up where you left off. It’s like Handoff, but for music!

リリースノートより

使い方

　PlayOffを開発したのはWWDC 2016のScholarshipにも選ばれたカナダのMartin Jr Powletteさんで、使い方はまず同じiTunesライブラリまたはApple Musicサブスクリプションを持つMacとiPhoneにPlayOffアプリをインストールしBleutoothでペアリングします。

　ペアリングが終了したらPlayOff for MacがiTunesの操作許可を求めてくるので同意し、後はアプリを起動した状態でMacからiPhoneへ、iPhoneからMacへ操作を移すだけで、曲が再生されるデバイスも自動的に切り替わります。

　PlayOffの価格は240円(iOSのみでMacアプリは無料)で、Apple Musicサブスクリプションが有効、またはMacとiPhoneのiTunes/iCloud Musicライブラリに同じ曲が無いと動作しませんが、Martinさんは今後iPadやライブラリのサポート、AirPodsなどの切り替え機能も提供するそうなので興味のある方は購入してみてください。

• PlayOff – Handoff for Apple Music