AppleがIntelの第8世代CoreプロセッサとRetinaディスプレイ、Thunderbolt 3、Touch IDを搭載した新しい「MacBook Air 2018」を発表しています。詳細は以下から。
Appleは米ニューヨーク州のブルックリンの現地時間(EDT)10月30日に開催したスペシャルイベント“There’s more in the making.”の中で、Tim Cook CEOがIntelの第8世代CoreプロセッサやRetinaディスプレイ、Thunderbolt 3、Touch IDなどを搭載した新しい「MacBook Air (Retina, 13inch, 2018)」を発売すると発表しました。
Retinaディスプレイ
MacBook AirはMacBookシリーズの中で唯一非Retinaディスプレイを搭載し、macOS Mojaveではアンチエイリアス処理が変更になったこともありユーザーからは不満の声も出ていましたが、新しいMacBook AirはRetinaディスプレイを搭載し、
ディスプレイサイズはこれまでと同じ13.3インチですが、解像度は2,560×1,600ピクセルでピクセル数は400万を超え、前モデルと比較して48%多彩なカラーを表現できるようになっている他、ディスプレイ上部にはFaceTimeカメラを搭載し、
macOS 10.14.1 MojaveおよびiOS 12.1でサポートされる「グループFaceTime」をより鮮明に利用できるようになっており、ベゼルはMacBook Proに似た黒いデザインになり、よりベゼル幅が狭くなっています。
Touch ID
Appleは2016年にリリースしたMacBook Proにサファイア結晶採用した生体認証センサー「Touch ID」とキーボードのファンクションキーを置き換えるタッチディスプレイ「Touch Bar」を採用し、現在もMacBook Proには両方のインターフェイスが採用されていますが、
新しいMacBook Air 2018にはTouch IDが搭載され、Apple Payを利用したSafariでの決済はもちろん、1Passwordなどのサードパーティ製アプリでも利用できる様になっています。
もちろん、Touch IDの採用によりMacBook Air 2018にはAppleのMac用第2世代SoC「Apple T2」が搭載されており、ユーザーの生体情報は安全に保存されるほか、Apple T2はMacBook Air 2018のバッテリーやオーディオ、FaceTimeカメラ、輝度センサーを制御し、常時呼び出しが可能な「Hey Siri」にも対応。
キーボード
MacBook Airのキーボードはこれまでシザー構造のキーボードが採用されてきましたが、MacBook Air 2018では新たにMacBook Pro (2018)でも採用された第3世代のバタフライ構造キーボードが採用され、前モデルより4倍以上安定したタイピングが可能で、各キーにはLEDバックライトが内蔵されています。
Trackpad
MacBook Airはしばらくアップデートがなかったため、現在の最新バージョンでも「ダイビングボード」タイプのトラックバックが採用されていますが、MacBook Air 2018のトラックバックはもちろん「Force Touch」トラックバックにアップデートされ、その面積も前モデルと比較して20%以上大きくなり、
マルチタッチジェスチャーやHaptic Feedbackエンジンが搭載され、ユーザーはより複雑なトラックバック操作やフィードバックを得ることができるようになっています。
スピーカー&マイク
また、MacBook Air 2018ではスピーカーおよびマイクといったオーディオソースもアップデートされています。まず、スピーカーユニットはこれまでのMacBook Airと比較して25%大きくなり、2倍以上のオーディオバスとステレオサウンドをサポート。
そして、3つのマイクアレイが搭載され、Appleの音声アシスタントSiriやFaceTimeコールでよろ鮮明にユーザーの声を伝えることができるようになっています。
Thunderbolt 3(USB-C)
現在のMacBook AirにはUSB Type-Aポートが両サイドに搭載されていますが、MacBook Air 2018のI/Oポートは向かって左サイドにThunderbolt 3(USB-C)ポートが2つと、右サイドにオーディオポートが1つという割り切ったI/Oポートになっていますが
Thunderbolt 3(USB-C)ポートはUSB PDに対応し、AltモードでHDMIやDisplayポート出力が可能で、最大5K解像度のディスプレイが表示でき、Blackmagic eGPUを利用すれば前モデルと比較して最大17倍のGPU性能を得ることができると説明されています。
CPU/Memory/SSD
MacBook Air 2018のCPUやメモリ仕様の詳細は今後明らかになると思われますが、基調講演の中ではIntelの第8世代Coreプロセスi5が搭載され、最大16GBの2133MHzメモリ、前モデルと比較して60%高速な最大1.5TBのSSDが選択でき、
バッテリーはWi-Fiブラウジングで12時間、iTunesでの動画再生では13時間駆動可能なバッテリーが搭載されているそうです。
サイズ
また、MacBook Air最大の特徴であるポータビリティ(携帯性)については、前モデルと比較して17%容量が小さくなり、重さは約2.75ポンド(約1.25キログラム)と現在のモデル(1.35キログラム)より軽く、エッジの最厚部でも15.6mmと前モデル(17.3mm)より小さく軽く、薄いという点が強調されていました。
価格と発売日
また、MacBook Air 2018の筐体は100%リサイクルされたアルミニウムから作成されており、価格は1.6GHz(TB3.6GHz)のCore i5 CPU, 8GBメモリ, 128GB SSDの ベースモデルが1,199ドル(税別134,800円)からで、本日より予約が開始され発売は来週11月07日となっています。
- MacBook Air – Apple(日本)
コメント
削ぎ落としたものが好きだからMacBook買ったけど
正直もうMacBook Proでよくねと思ったわ
CPUもcore m系列っぽいしMacBookの13インチモデルじゃダメだったのかなという感じ
CPUがCore Mらしいので、処理能力はMacbookとそこまで変わらずというのが
その上値段は税込み14万越えって。
これでも重量がかなり軽くなるなら価値あるけど、Prpに比べてたった100gの差
Airというネーミングが完全にミスマッチ
どう見てもCPUの性能が高いMBPのタッチバーなし買った方が良い気がします
MBA 定価134,800円
MAP 定価142,800円
どうせまたキーボードが壊れるんでしょ
もうバタフライ構造はあきらめようよ
それどころかiPad proのほうが性能上だぞ
T2は、いらないんだけどなぁ。全部に載せる感じね。
T2が入っていないのが、無印MacBookのメリットかな。