AppleがHigh Sierraのroot脆弱性の不具合を修正する「Security Update 2017-001 Build 17B1002」の不具合を修正した「17B1003」をリリースしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2017年11月29日、Product ID “091-51305″となるSecurity Update 2017-001をリリースしました、このアップデートを適用後はmacOS 10.13.1のBuild Numberが”17B1003″となります、Build Numberがややこしくなっているので、これまでの経緯を以下にまとめます。
- 2017年10月31日 : macOS 10.13.1 Build 17B48
▶macOS High Sierra 10.13.1 Build 17B48をリリース。 - 2017年11月28日 : macOS 10.13.1 Build 17B48
▶macOS 10.13.1 Build 17B48までにユーザ名に「root」を利用するとパスワード無しに管理者アカウントでログインできてしまう脆弱性がある事が表面化。 - 2017年11月29日 : macOS 10.13.1 Build 17B1002
▶root脆弱性”CVE-2017-13872″を修正したSecurity Update 2017-001をリリース。macOS 10.13.1 Build 17B1002に。 - 2017年11月29日 : macOS 10.13.1 Build 17B1003
▶Security Update 2017-001適用後の不具合(ファイル共有問題)を修正した”Security Update 2017-001″をリリース。macOS 10.13.1 Build 17B1003に。
AppleはBuild 17B1003のリリースに伴いサポートページを更新し、このアップデートにはBuild 17B1002のセキュリティ・コンテンツと不具合修正が行われていることを明記しています。
When you install Security Update 2017-001 on your Mac, the build number of macOS will be at least 17B1002. Build number 17B1003 contains the security content of 17B1002 and additional bug fixes. Learn how to find the macOS version and build number on your Mac.
About the security content of Security Update 2017-001 – Apple Support
このアップデートはBuild 17B1002と同様にアップデート後にMacを再起動する必要はありませんが、Build 17B1002を既に適用されている方はMac App Storeに再び「Security Update 2017-001」が表示されていると思うので、チェックしてみて下さい。
- About the security content of Security Update 2017-001 – Apple Support
コメント
不具合修正に不具合
コントかな?
なんか、出来の悪いマンガの世界になってきた。
こういう時こそ慎重にやらなきゃいかんのにね。
ミスを防ぐ意味でもメンツ的にもね。
”開発プロセスを監査”とは一体何だったのか。
廃Sierra…。
あかんでー これはあかん流れやでー
不具合の修正の不具合の修正とかAppleのアメリカンジョークは理解出来ない
コレにも不具合あるんじゃねえだろうな?