Microsoftが同社のデジタルノートアプリ「OneNote for iOS」をアップデートし、複数の機能を追加したと発表しています。詳細は以下から。
Microsoftは同社が開発しているデジタルノートアプリ「OneNote for iOS」をv15.22へアップデートし「Office ポータル」、「共有通知」、「新しい書体」といった新機能を追加したと発表しています。
バージョン 15.22 の新機能
- “Office™ ポータブル”: OneNote ページに埋め込まれた Office ドキュメントの表示、編集、保存ができるようになりました。外出先でもすばやく簡単に変更できます。
- 共有通知: 共有ノートブックで他のユーザーが変更を加えたときに通知が送信されます。詳細については、アプリ内の通知センターをご覧ください。
- 新しい書体: 日本語、簡体字中国語、繁体字中国語の文字に対して選択できる新しい書体が多数追加されています。
*Known Issue*: Some customers using Apple Pencil and iPad Pro with OneNote are unable to use the eraser tool. We are actively working on a hotfix. In the mean time you can use the lasso select to section content and then delete or use the undo button if need to delete something you just did.
また、日本語のリリースノートには記載されていませんが、Apple PencilとiPad Proで消しゴムツールに不具合があり、現在その不具合を修正中ともコメントしています。
Office ポータル
OneNote v15.22ではOneNoteページに埋め込まれたWordなどのOfficeドキュメントをOffice for iOSアプリを利用して表示、編集することが可能になっており、各アプリで編集したドキュメントはまたOneNote(クラウド)に保存されます。
*確認したところ、前バージョンではプレビューのみ可能
書体
OneNote v15.22の[設定] > [編集と表示] > [既定のフォント]には新たに複数の日本語、簡体字中国語、繁体字中国語フォントが加わっており、日本語については游ゴシック体がOffice互換フォントとして選択できるようになっています。
共有通知
新たに追加された「共有通知」機能は、共有しているノートを他のユーザーが編集した際に通知してくれる機能で、設定画面の[通知]項目から「ノート記録を保持する」をOKにすることでiOSの通知機能を利用し通知が表示されます。
MicrosoftはEvernoteのノートをOneNoteへ変換するインポートツールを現在Windows向けに公開しており、Mac版も数ヶ月中に公開するとしているので、Evernote, OneNote, Apple Notesで迷われている方は確認してみてください。
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