Appleが本日発表した新しいMacBookは感圧タッチトラックパッドは「Taptic Engine」は振動によってユーザーに感覚をフィードバックし、「感圧センサー」によって圧力を表現することが出来るようです。詳細は以下から。
Taptic Engine
新しいMacBookにはApple Watchにも採用されているリニアアクチュエータがトラックパッドに組み込まれており、KeynoteでのPhilip Schiller上級副社長の説明では「今までのトラックパッドは飛び込み台”Diving Board”の様に物理的にクリック感覚を表現できたが、新しいMacBookではその薄さからクリックのスペースを設けることが出来ない、
従来のトラックパッドは「ダイビングボード」構造を採用しています。この構造では、クリックによる下方向の動きのための空間がトラックパッド下部に必要で、キーボードに最も近い表面はクリックしにくくなっています。感圧タッチトラックパッドでは、表面のどこをクリックしても感圧センサーがそれを感知し、トラックバッドをあなたの方へ水平方向に動かします。それでも実際に感じるのは、従来のトラックパッドで慣れ親しんだおなじみの下方向の動きです。またTaptic Engineはあなたの触覚に働きかけるので、スクリーン上の動きを見るだけでなく、感じることもできます。PDFファイル上でコメントをそろえるなど、特定のタスクを実行すると、トラックパッドから指先に触覚的な反応が伝わります。
MacBook – デザイン – Apple
そこでTaptic Engineは今までのトラックパッドにあるクリック感覚を再現し、さらにユーザーの触覚(Haptic)にフィードバックしする」という仕組みをとっているそうで、Keynoteの最後に出てきたPVにはリニアアクチュエータが振動する様子が映っています。
このTaptic Engineがどの様なフィードバックを返してくれるかが気になるところですが、TechnoBuffaloのハンズオン動画では「感圧タッチトラックパッドの中が場合によって強弱に振動する」とレポートしています。
感圧センサー
また、感圧センサー(感圧タッチ)はいわゆる液晶タブレットやペンタブなどに採用されている技術で、ユーザーがトラックパッドを押している圧力を表現してくれる機能だと思いますが、
Appleのサイトには「このトラックパッドは、クリックしたのが親指なのか、ほかの指なのかまで感知し、感度のレベルを自動的に調整します」という説明文があり、これが実際にどう働くかは触ってみるまで分かりませんが、これによって今までのトラックパッドでは実現できなかったジェスチャーが可能になるそうなので次期Magic Trackpadにもこの技術が採用されるかもしれません。
あなたが慣れ親しんだスクロール、スワイプ、ピンチ、回転などの直感的なマルチタッチジェスチャーに加えて、感圧タッチがMac体験に新しい次元をもたらします。感度はカスタマイズできるので、クリックの認識に必要な圧力を調節することができます。このトラックパッドは、クリックしたのが親指なのか、ほかの指なのかまで感知し、感度のレベルを自動的に調整します。
MacBook – デザイン – Apple
コメント
AopleWatchのバイブは普通のモーター型バイブだと思ってたけど、MBのタッチパッドのバイブ見る限り違うね。
どんな振動が返ってくるんだろうか。。。
>>1
iMoreの人のTwitterには
「Force Touchは横にずれるんじゃなく、実際下がっているように感じるよ。
Tapticが貴方の脳をだますのさ!」
Force Touch makes multitouch feel like it goes down, not just around.
Taptic makes your brain think physics was a lie.
ttps://twitter.com/reneritchie/status/575088505900003328
てTweetしてる。
写真で見るかぎり電磁コイルっぽいからスイッチング回路かなんかで揺らしてるのでは?
だめだ全然想像出来ない。早く触って確かめたい
触ってきたけどまじでクリック感あって驚き
圧力変化で二段階クリック感あった
今のトラックパッドと大差ないレベル
むしろどこでも反応するし感触も軽くて小気味いい