「App Storeのランキング上位にあるOS X/iOSアプリに使用されている色は何色が多いのか?」を調査しカラーホイール上で可視化した結果が公開されています。詳細は以下から。
AppStoreのランキングデータやトレンド情報などを提供しているAppBotのCEO Stuart Hallさんが「App Storeランキング上位にあるアプリのアイコンに使用されている色は何色が多いのか?」を調査しMediumに公開しています。
I just published “The Colors Of An App Icon” https://t.co/1SXuaqnP3q
In the past I have studied everything from app descriptions, to screenshots, to names, to countries. The one that has always really interested me most was app icons, but I never came up with an idea on how to really study what is effective.
[…]
Finding the dominant colors of apps shows some really interesting results.
[The Colors Of An App Icon — It’s An App World – Medium]
調査方法
調査方法はiTunes App StoreまたはMac App Storeでリリースされているランキング上位 200位までのアプリアイコンを画像に使用されている色を抽出してくれるRubyライブラリ”miro“を使用し解析、カラーホイール上にアイコンに含まれている色の割合順に4つプロット。色の割合はアイコンの大きさに比例しているそうです。
結果
Hallさんは以上の様な方法で、無料・有料別またはカテゴリ別に以下の6つの分類分けをし解析結果を公表しています。
- App Store ランキング上位200位までの無料のiOSアプリ
- App Store ランキング上位200位までの有料のiOSアプリ
- App Storeのニュースアプリ ランキング上位100位までのiOSアプリ
- App StoreのSNSアプリ ランキング上位200位までのiOSアプリ
- App Storeのゲームアプリ ランキング上位200位までのiOSアプリ
- App Storeのランキング上位200位までの無料のMacアプリ
色の傾向が良く出ているのがカテゴリ別のプロットで、ゲームとSNSアプリアイコンに使用されている色を比較すると、ゲームアプリのアイコンはキャラクターや文字が多く含まれているため1つのアイコンに占める色の割合は小さく、SNSアプリのアイコンは逆に単色系が多く安心を与える緑の色のアイコンが多いことが分かります。
また、OS XとiOS別にApp Store ランキング上位200位までにある無料アプリを比較すると、両プラットフォームとも色の分布は赤・青を基調とした物が多いものの、OS Xの方が複雑なアイコンが多くなっています。
Hallさんはこれらの結果から「他のアプリと協調性を出すなら赤と青、差別化を図りたいのなら緑やその他の色を使用することをお勧めします」とコメントしています。Mediumにはこの他にも複数のカラーホイールが公開されているので、興味がある方は関連リンクからどうぞ。
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