AppleがMacのウイルス定義データベース「XProtect」を更新しAdobe Flash Player v17.0.0.188より前のバージョンをブロックしています。詳細は以下から。
Appleは現地時間5月27日付けで、深刻な脆弱性(APSB15-09/APSB15-10など)を修正したAdobe Flash Playerプラグイン v17.0.0.188またはv 13.0.0.289より前のバージョンのプラグインをSafariでブロックするとメーリングリストで通知し、XProtect.meta.plistのバージョンをv2061へ, Gatekeeperをv67へアップデートしています(OS X Yosemiteの場合)。
APPLE-SA-2015-05-27-1 OS X: Flash Player plug-in blocked
Due to security issues in older versions, Apple has updated the web plug-in blocking mechanism to disable all versions prior to Flash Player 17.0.0.188 and 13.0.0.289.
Information on blocked web plug-ins will be posted to:
http://support.apple.com/en-us/HT202681
[APPLE-SA-2015-05-27-1 OS X: Flash Player plug-in blocked]
*今回のアップデートではMacのウィルス定義ファイル「XProtect.plist」の更新は無いようです。
おまけ
XProtectやGatekeeperのバージョンはXProtect.meta.plistを直接開くか、以下のdefaults readで確認することが出来ます。
・XProtect
defaults read /System/Library/CoreServices/CoreTypes.bundle/Contents/Resources/XProtect.meta Version
・Gatekeeper
defaults read /private/var/db/gkopaque.bundle/Contents/Info.plist CFBundleShortVersionString
まだアップデートされていない場合は以下のコマンドで手動アップデートも可能ですが、
$sudo softwareupdate --background-critical
ステム環境設定の[App Store] > [アップデートを自動的に確認]と[システムデータファイルとセキュリティアップデートをインストール]をOFFにした状態だとアップデートされないので注意して下さい。
Mavericks & Yosemiteではシステム環境設定の「アップデートを自動的に確認」をONにしておかないとXProtectの自動アップデートが無効になるもよう。 http://t.co/R7AV6K6j2e http://t.co/3JpbOi3Yli
関連リンク:
・Apple、Macのウイルス定義データベース「XProtect」を更新。新たに2つのウィルス情報を追加しFlash Player v17.0.0.169より前のバージョンをブロック。
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