Google ChromeのナイトリービルドであるGoogle Chrome CanaryではURLを省略(隠す)するオプションが備わっているようです。詳細は以下から。
この機能はGoogle Chromeの試験運用機能にある「アドレスバーの Origin Chip を有効にする」をChrome Canary 36で有効にすると現れるそうで、アドレスバーのURLがドメイン名のみになるそうです。
他のブラウザでは?
他のブラウザではiOS 7のMobile Safariでアドレスバーと検索窓の統合された後、デフォルトでURLがドメイン名のみとなりシンプルになりました。
この様なアドレスバーはいち早くSleipnir for MacがVersion 3で採用していましたが、WebブラウザのシェアNo.1の「Google Chrome」が採用するかもしれないとなると賛否両論出ているようです。
The new version of Chrome hides the URL. I’m not sure I like that. http://t.co/siyQcAQyjx
I’ve just tried this in Chrome Canary and I really don’t it nor the idea behind it: http://t.co/Tey4nub5ox
おまけ
試してみたい方はGoogle Chrome Canaryをダウンロードし、URLバーに
chrome://flags/#origin-chip-in-omnibox
と入力して「アドレスバーからURLを移動し、ホスト名をアドレスバーのOrigin Chipに表示します。」を有効、再起動して下さい。
Sleipnirがアドレスバーを隠した理由は以下関連リンクへ:
- Sleipnir 3 for Mac には、なぜアドレスバーがないのか – Developer’s Blog
コメント
コレがデフォになって変更できなくなったら嫌だなぁ
アドレスバーの文字はそのままでいいです
Six years ago, Chrome and Firefox enabled search in the location field. Where previously typing “ruby” would send you to ruby.com and dump you on the Kay Jewelers site, now it directs you to ruby-lang.org by way of a Google results page. Of course this benefits Google, but it’s also better for users. Usability 1, URLs 0.
原文にもあるけど「6年前にChromeやFirefoxがURLフィールドで検索を可能にした、以前URLフィールドのみの時はrubyと入力するとruby.comがサジェストされて帰ってきたけど、URLと検索窓が一緒になったせいでrubyと入力するとKay Jewelers(宝石店のサイト)をあなたにdumpするようになった。これによりGoogleに利益をもらたしたけど、ユーザーにとってもURLフィールドと検索窓を間違えなくなっていいことだ」て書いてあるけど、まさにこれだと思うな。
アドレスバーにドメインしか表示されなくなった場合、昔ながらの”アドレスを削る”て発想が無くなるんだと思う。
常にどこかへ移動する祭は検索する
↓
つまり、Googleを経由する
↓
Googleに利益が上がる
という考えなんじゃないかな?
例えばこの表示に慣れた新人類が楽天とか通販サイトでちょっと移動する際にも
http://www.rakuten.co.jp/店名/品番号
というURL構造を知らずに、URLを削って移動するという事せず、アドレスバーに店名を入れGoogle検索するするとGoogleの利益になるという訳。
ま、iTunes MatchをMatchしてる間の個人的な妄想だから戯言だと思ってくれ。
「格下」ではなく「隠した」では?