消費者庁がAnker Japanが10月からリコールを行っているBluetoothスピーカー「Soundcore 3」において火災に至る重大製品事故があったとして情報を公開しています。詳細は以下から。
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消費者庁は日本時間2025年11月14日、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告のあった重大製品事故に関し、照明器具やスピーカーなどのリコール対象製品で18件の重大製品事故があったとしてその内容を公開しましたが、

消費生活用製品の重大製品事故:リコール製品で火災等(照明器具(卓上型、充電式)、スピーカー(マイク付、充電式))(11月14日)
その中でアンカー・ジャパン株式会社が輸入し、今年10月にリコールを発表したBluetoothスピーカー「Soundcore 3」においても火災に至る事故があったとして報告を公開しています。
事故があった製品
消費者庁が公開した情報によると、火災に至る事故に関する報告を受けたのは、Anker Japanが2020年12月から販売を開始し2025年10月にリコールを発表したBluetoothスピーカー「SoundCore 3 (SKU: A3117)」で、

報告によると、10月31日にSoundcore 3の周囲を焼損する火災が発生したそうで、Anker Japanによると11月13日時点での回収率は11.7%となっているそうです。

当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。現在、原因を調査中。事業者が重大製品事故として認識したのは令和7年10月31日 令和7年10月21日からリコールを実施(特記事項を参照)回収率:11.7%
消費生活用製品の重大製品事故:リコール製品で火災等(照明器具(卓上型、充電式)、スピーカー(マイク付、充電式))(11月14日)[PDF]より
なお、現在Anker Japanがリコールを行っている製品は以下の通りで、今回事故が報告されたSoundcore 3は2017年に発売しAmazonランキング対象ポータブルスピーカー部門で1位となったBluetoothスピーカー「Anker Soundcore 2」のアップグレードモデルで、対象台数はBluetoothスピーカー製品としては最も多い91,933台となっているので、商品を購入/プレゼントなどで受け取った方は公式サイトでシリアルナンバーをチェックしてみてください。

現在リコール中のAnker製品
| 商品名 | 型番 | 対象台数 |
|---|---|---|
| Anker PowerCore 10000 | A1263 | 410,124台 |
| Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) | A1257 | 401,771台 |
| Soundcore 3 | A3117 | 91,933台 |
| Anker 334 MagGo Battery (PowerCore 10000) | A1642 | 36,730台 |
| Anker Power Bank (20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル) |
A1647 | 24,483台 |
| Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 7.5W, Stand) | A1652 | 15,018台 |
| Eufy RoboVac/Clean | T2xxx 別記 |
11,725台 |
| Soundcore Motion X600 | A3130 | 11,200台 |
| Anker PowerConf S500 | A3305 | 8,980台 |
| 合計 | 1,011,964台 | |
- モバイルバッテリー回収受付フォーム – Anker Japan
- ロボット掃除機バッテリー回収・交換受付フォーム – Anker Japan
- モバイルバッテリー / スピーカー回収受付フォーム – Anker Japan
- 消費生活用製品の重大製品事故:リコール製品で火災等(照明器具(卓上型、充電式)、スピーカー(マイク付、充電式))(11月14日) – 消費者庁


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