macOS 26 Tahoeでは、SpotlightのアップデートによりMac OS X 10.7 Lionから導入されてきたアプリケーションランチャー「Launchpad」が廃止されるようです。詳細は以下から。
Appleは2025年06月09日から恒例の世界開発者会議(WWDC25)の基調講演を行い、その中で次期「macOS 26 Tahoe」を発表するとともに、TahoeではmacOSのSpotlight機能がアップデートされ、アプリケーションランチャーやファイル検索機能だけでなく、RaycastのようなActionsにも対応すると発表しましたが、

WWDC25の基調講演より
Apple Developer Forumsのスレッドによると、Appleは次期macOS 26 Tahoeで、Mac OS X 10.7 Lionから導入してきたアプリケーションランチャー「Launchpad」を廃止し、Spotlightに1本化するようです。
MacOS 26 replaced launchpad with spotlight, your installed apps can be accessed by pressing cmd+space and then cmd+1.
MacOS 26 apple removed launchpad? – Apple Developer Forums
Launchpad
Launchpadアプリは、Appleが2010年10月のスペシャルイベント(Apple Podcast)で次期OS X 10.7 Lionに搭載する新機能として発表され、iPadのホームスクリーンのようにMacにインストールされたアプリを画面いっぱいに表示&起動できるアプリケーションランチャーとして、現在最新のmacOS 15 Sequoiaでも導入されていますが、
2010年10月20日、Apple®は本日、世界で最も先進的なオペレーティングシステムの8番目のメジャーリリースとなるMac OS® X Lionを発表しました。来夏出荷予定のLionは、iPadのソフトウェアのイノベーションから多くのインスピレーションを得ています。[…]DockのLaunchpadアイコンをクリックするだけで、iPadのホームスクリーンのように、Mac上のすべてのアプリケーションがエレガントに表示されているのを見ることができます。
Apple、Mac OS X Lionを発表 – Apple
Apple Developer ForumsでAppleが[Recommended]した回答によると、TahoeではLaunchpadが廃止され、Spotlightを起動Cmd + Space → Cmd + 1キーで表示されるアプリケーションランチャーがその役割を担うようになるようです。

macOS 26 TahoeのSpotlightのApp Launcher
TahoeでLaunchpadを有効にする
ただ、macOS 26 Tahoe Beta 1では、現在のところ”/System/Applications/”ディレクトリに「Launchpad.app」が残っており、defaultsコマンドでSpotlightのフラグ(FeatureFlags)でSpotlight UIを無効化し、Macを再起動することで、再びLaunchpadが利用できるそうですが、

macOS 15 SequoiaのLaunchpad
sudo mkdir -p /Library/Preferences/FeatureFlags/Domain sudo defaults write /Library/Preferences/FeatureFlags/Domain/SpotlightUI.plist SpotlightPlus -dict Enabled -bool false
このdefaultsコマンドで新Spotlight UIを無効化するとmacOS 26 TahoeのSpotlight機能が制限され、古いmacOS 15 SequoiaまでのSpotlight機能になってしまうので、TahoeのSpotlightのActionsやQuick Keys、クリップボード履歴を試したい方は注意してください。

macOS 26 TahoeのSpotlightで導入されるQuick Keys
- Apple、Mac OS X Lionを発表 – Apple
- MacOS 26 apple removed launchpad? – Apple Developer Forums
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