Lightroom Classic v14.3アップデート後に、一部の古いMacで画像にプリセットを適用しようとすると「ダウンロードに失敗したマスクモデルがあります。」というエラーが確認されているそうです。詳細は以下から。
Adobeは現地時間2025年04月24日、AIを利用し写真内の山や水、地盤、建物などの背景要素を検出&各要素に個別のマスクを作成できる「風景を選択」補正機能を実装した「Lightroom Classic v14.3」をリリースしましたが、このLrC v14.3アップデート後に一部のMacでプリセットができようできない不具合が確認されているそうです。
【問題の概要】
先日リリースされたLightroom Classic14.3へアップデート後、画像にプリセットを適用しようとした際に、「ダウンロードに失敗したマスクモデルがあります。後で再試行してください。」とメッセージが表示され、プリセットの適用ができないという問題が発生しています。【Lightroom Classic 14.3】 「ダウンロードに失敗したマスクモデルがあります」エラーについて – Adobe Community
この不具合はAdobe Communityで報告されており、問題が発生しているのは一部のIntel Macのようで、問題が発生すると「ダウンロードに失敗したマスクモデルがあります。後で再試行してください。(Some masking models are downloading. Please try again later)」とメッセージが表示され、プリセットが適用できなくなるため、日本のサポートサイトでは問題が解決するまでLightroom Classicのバージョンを14.2へダウングレードするようにコメントされています。
おまけ
なお、AdobeのRikk Flohrさんは既にAdobeのチームがこの問題を把握し対応にあたっているものの、以下の手順で解決できるかもしれないともコメントしているので、同様の問題が発生している方は試してみてください。
- Lightroom Classicアプリを終了する。
- モデルファイルのダウンロードフォルダ(以下のModelZoo)をリネームして、再度Lightroom Classicを起動。
- モデルファイルが再ダウンロードされるのを待ってマスクを使用。
- 「人物を選択」や「被写体を選択」が使えるかを試す。
- 同じプリセットを適用してエラーが出るかを確認する。
~/Library/Application Support/Adobe/CameraRaw/ModelZoo
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