Appleが不審なFaceTime通話やFaceTime通話へのリンクが含まれたメッセージ/メールを受信した際の報告先を公開しています。詳細は以下から。
Appleは2015年より、MacやiPhone、iPadの機能やiCloudなどAppleサービスを利用したフィッシング詐欺やサポート詐欺に対するサポートページを公開し、ユーザーに対し疑わしいメールやメッセージ、電話には確認を取り、その様なメールやメッセージを受信した場合の連絡先を公開していますが、
フィッシングは、個人情報を不正に入手しようとする詐欺行為で、通常はメールの形態で行われます。ただし、詐欺師はほかにもいろいろな手口で、情報や金銭を騙し取ろうとしてきます。
- 正規の企業 (Apple など) を装った詐欺のメールやその他のメッセージ
- デバイスのセキュリティの問題があると伝え、誤導するポップアップや広告
- Apple サポートを装った詐欺の電話や留守番電話
- 製品や商品を無料で提供すると謳った偽のプロモーション
- 迷惑なカレンダー出席依頼や照会カレンダー
フィッシングメールや偽のサポート電話などの詐欺を見抜き、被害に遭わないようにする – Apple
Appleは現地時間2023年07月18日付けで、このサポートページを更新し、新たに不審なFaceTime通話やFaceTime通話へのリンクを含んだメッセージやメールを受信した際の報告先を公開しています。
If you receive a suspicious FaceTime call or link to a FaceTime call in Messages or Mail, please email a screenshot of the call information or link to reportfacetimefraud@apple.com.
Recognize and avoid phishing messages, phony support calls, and other scams – Apple
FaceTime通話やFaceTime通話へのリンクを含むスパムメッセージは2021年頃から増加[1, 2]しているようで、AppleはFaceTimeに着信拒否機能を実装しているものの、グループFaceTime通話に関しては、自身の番号が登録されると、そのグループ内の誰かがFaceTime通話に折り返す事で、常にグループFaceTime通話の着信が鳴り続けるスパム行為が発生するそうです。
Anyone else ever receive random spam Group FaceTime calls? Fml pic.twitter.com/zhrDZ1r52s
— DChrist (@DChrist) July 8, 2023
Appleによると、不審なFaceTime通話やFaceTime通話のリンクを含むメッセージはスパム以外も存在しており、中には銀行や金融機関を装ったFaceTime通話やそのリンクを含むメッセージもあるようなので、不審なFaceTime通話やメッセージを受信した方は詳細情報やスクリーンショットを新たに公開されたメールアドレスへ情報を転送してあげてください。
If you receive a suspicious FaceTime call (for example, from what looks like a bank or financial institution), email a screenshot of the call information to reportfacetimefraud@apple.com.
Recognize and avoid phishing messages, phony support calls, and other scams – Apple
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