Apple、MacBookシリーズとしては初めてUSB-Cポートやバタフライ構造のキーボードを採用した「MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)」をオブソリート製品に追加。

Vintage Mac

2023.07.01

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　AppleがMacBookシリーズとしては初めてUSB-Cポートやバタフライ構造のキーボードを採用した「MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)」をオブソリート製品に追加しています。詳細は以下から。

　Appleは現地時間2022年06月30日、同社のハードウェア修理サービス状況をまとめている「Vintage and obsolete products」ページを更新し、2015年03月に発表/04月に発売を開始した「MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)」を全世界でのオブソリート製品に追加しています。

Apple が販売店への供給を停止した日から 7 年以上が経過した製品は、オブソリート製品とみなします。[…]Apple では、オブソリート製品に対するハードウェアサービスをすべて終了しています。Mac ノートブックのみ例外で、バッテリーに修理に限り期間延長が認められます。サービスプロバイダでも、オブソリート製品の部品は発注いただけません。

ビンテージ製品とオブソリート製品 – Apple サポート

　MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)は、MacBookシリーズとしては初めてIntel Core MプロセッサやUSB-Cポート、感圧タッチ式のトラックパッド、バタフライ構造のキーボードが採用され、

アルミニウム製のUnibody筐体は厚さは約13.1mm、重さ920gと軽量で、同シリーズでは、その後Early 2016/2017モデルが発売されていまが、上記のバタフライ構造のキーボードは押していないのに入力される/押したのに入力されないといった問題が発生し、2018年にAppleが修理プログラム(リコール)を発表していました。

　AppleはMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)の他、Apple Watch Series 2, Stainless Steel (2nd generation)をビンテージ製品に追加しており、発売された国の法律や在庫状況にもよりますが、ビンテージ/オブソリートになった製品は例外を除きハードウェアサービスが縮小/終了し、AppleおよびAASPで修理等を受けられない場合があるので、ユーザーの方は大切に使用してあげてください。