AppleがA16 BionicやDynamic Island、常時表示ディスプレイを搭載した「iPhone 14 Pro/Pro Max」を2022年09月16日より発売すると発表しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2022年09月07日、スペシャルイベント「Far Out.」を開催し、その中でiPhone 14シリーズおよび上位モデルとなる「iPhone 14 Pro/Pro Max」を新たに発売すると発表しています。
Appleは本日、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxを発表しました。これまでで最も先進的でプロなラインナップであり、iPhoneをより直感的に体験できる新しいデザインのDynamic Islandと、常時表示ディスプレイを備えています。
Apple、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxを発表 – Apple
iPhone 14 Proシリーズの筐体には医療分野で使われるレベルの美しく頑丈なステンレススチールが採用され、仕上げはディープパープル、シルバー、ゴールド、スペースブラックの4種類から選択可能。
Dynamic Island
iPhone 14 Proシリーズの特徴としては、まず、TrueDepthカメラエリアがiPhone 13やiPhone 14シリーズのようなノッチではなく、ディスプレイの専有面積をノッチより30%少なくした「Dynamic Island」に再設計されている点で、
Appleは、このiPhone 14 ProシリーズのDynamic Islandとソフトウェアを統合し、画面上のコンテンつを阻害しないようにマップやミュージック、タイナーなどバックグラウンドで実行中のアクティブティをいつでも表示/操作できるようiOS 16で変更を加えるそうで、これらはサードパーティ製アプリでも今後利用できるようになるそうです。
常時表示ディスプレイ
また、iPhone 14 Proシリーズには、iPhoneとしては初めて「常時表示ディスプレイ(Always-On Display)」が採用され、iOS 16で刷新されカスタマイズ可能になるiPhoneのロック画面のウィジェットやライブアクティビティの情報をいつでも確認できるようになります。
常時表示ディスプレイは新しい低電力モードにより最小1Hzのリフレッシュレートで表示され、改良されたLTPO(Low Temperature Polycrystalline Oxide)テクノロジーにより、ロック画面全体の輝度を賢く下げ、後述するA16 Bionicチップには、常時表示ディスプレイやDynamic Island用に新しいディスプレイエンジンが搭載されています。
iPhone 14 Proシリーズのディスプレイは常時表示ディスプレイに加え、コントラスト比が2,000,000:1、最大120Hzまでのアダプティブリフレッシュレートに対応するProMotionテクノロジー、HDR時のピーク輝度が1,600ニト、屋外ではピーク輝度が2,000ニトとなるSuper Retina XDRディスプレイを搭載し、iPhone 14 Proが6.1インチ、iPhone 14 Pro Maxが6.7インチサイズとなっています。
A16 Bionicチップ
AppleはiPhone 14シリーズにiPhone 13 Proと同じA15 Bionicチップを採用する一方、iPhone 14 Proシリーズには新しいA16 Bionicチップを採用。
A16 Bionicチップは2つの高性能コアと、4つの高効率コアから構成される6コアCPUで、競合他社より最大40%高速で、グラフィックスはメモリ帯域が50%向上した5コアGPU、毎秒17兆回の演算が可能な16コアのNeural Engin、そして常時表示ディスプレイやDynamic Islandを制御するディスプレイエンジンを搭載。
カメラ
iPhone 14 ProのカメラはメインカメラがiPhone 13シリーズの12MPから、iPhone史上初となる48MPへアップデートされ、明るさが中程度から低度の写真の性能を飛躍的に向上させるPhotonic Engineや第2世代センサーシフトOIS(光学式手ブレ補正)、
新しい12MP超広角カメラ、3倍の光学ズームが可能な望遠カメラ、ƒ/1.9の絞り値を採用した新しいTrueDepthフロントカメラ、新しいアダプティブTrue Toneフラッシュ、30fpsの4Kと24fpsの4Kに対応したシネマティックモード、最大4K30fpsのProResビデオ撮影などiPhone史上最高のカメラシステムとなっているそうです。
また、iPhone 14 ProはiPhone 14シリーズど同じく最大256Gの重力を測定できる新しいデュアルコア加速度センサーと新しいハイダイナミックレンジのジャイロスコープによる衝突事故検出や、電話やWi-Fiがないエリアでも緊急通信サービスにメッセージを送れる衛星経由の緊急SOS(アメリカとカナダで11月より提供開始)、最大1TBストレージなどを搭載し、
価格はiPhone 14 Proは149,800円(999ドル)から、iPhone 14 Pro Maxは164,800円(1099ドル)からとなっており、明日09月09日より予約受付が開始され、16日に販売が開始されれるそうなので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
PV
AppleOS/デバイスのリリーススケジュール
Appleが開催したスペシャルイベント「Far Out.」内で発表した新デバイスの発売日と合わせると、Appleの今後のリリーススケジュールは以下のようになるようです。
- 2022年09日08日
▶ Apple Watch Series8とApple Watch Ultraの予約注文を開始。 - 2022年09日09日午後9時
▶ 新しいiPhone 14とiPhone 14 Proシリーズ、AirPods Pro (第2世代)の予約注文を開始。 - 2022年09月13日
▶ iOS 16とwatchOS 9をリリース。 - 2022年09日16日
▶ 新しいiPhone 14とiPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max、Apple Watch Series 8の販売を開始。 - 2022年09日23日
▶ Apple Watch UltraとAirPods Pro (第2世代)の販売を開始。 - 2022年10日07日
▶ 新しいiPhone 14 Plusの販売を開始。 - 2022年10月
▶ iPadOS 16やmacOS 13 Venturaをリリース。 - 2022年内
▶ iCloud共有写真ライブラリや新しいMac Proを発表。
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- Apple、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxを発表 – Apple
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