エレコムがUSB-IFのUSB Power Delivery EPR認証を取得し最大データ転送40Gbpsに加え、最大240Wの電力供給が可能なUSB4ケーブルを発売しています。詳細は以下から。
エレコム株式会社は日本時間2022年05月24日、03月にアナウンスしていたとおり、USB-IFのUSB Power Delivery Extended Power Range (以下、EPR)認証を取得したUSB-Cケーブルを05月下旬より発売すると発表しています。
“USB Power Delivery EPR”は、従来のUSB Power Deliveryの最大100W(20V/5A)を大きく上まわり、最大240W(48V/5A)での電源供給を可能にする新しい規格です。 これによりスマートフォンやタブレットの充電時間を短縮できるだけでなく、パソコン本体・周辺機器はもちろん、大容量の電源供給が必要なさまざまな機器での活用が期待されます。
USBケーブルは“これ1本で十分”な時代がすぐそこに!?最大240W(48V/5A)での給電を可能にするUSB Power Delivery EPR認証ケーブルを新発売 – ELECOM
USB Power Delivery EPRは、USB-IFが2021年05月に策定したUSB Power Delivery Revision 3.1仕様の新しい電力供給規格で、USB PD 3.0では最大電力供給が100W(20V/5A)まででしたが、USB PD 3.1 EPRでは140W(28V/5A)、180W(36V/5A)そして最大の240W(48V/5A)に拡張されており、
Appleが2021年10月に発売した、MacBook Pro (16インチ 2021)に付属する「140W USB-C電源アダプタ」もこの仕様に対応し、MacBookシリーズとしては初めてバッテリーを30分で0%から最大50%まで充電する高速充電に対応していました。
今回発売されるのは、最大データ転送速度480Mbpsで最大240Wの電力供給が可能なUSB2.0ケーブルの1mタイプ「U2C-CCPE10Nxx」と2mタイプ「U2C-CCPE20Nxx」、最大データ転送速度40Gbpsで最大240Wの電力供給が可能な、ケーブル長1mのUSB4ケーブル「USB4-CCPE10Nxx」の3タイプ x2カラー(ブラックとホワイト)の合計6製品となっています。
店頭実勢価格はUSB4対応のUSB4-CCPE10NBK/WHが税込み8,480円、USB 2.0対応の1mタイプ(U2C-CCPE10NBK/WH)が3,800円、2mタイプ(U2C-CCPE20NBK/WH)が4,080円となっているので、Power Delivery EPR対応デバイスをお持ちの方はチェックしてみてください。
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